鳥回文 川柳

 

仲良き鵜

  はかなき仲は

    憂き世かな

鷽ミスか

  タレかけ枯れた

    カスミソウ

ウソ楽さ

  白山咲くは

    サクラソウ

サケイ舞い

  水浴び安曇

     今池さ

兄アトリ

  観察参加

    リトアニア

ハクガンは

  ナイス安いな

    半額は

イカルメモ

  ウソら辛そう

    もめるかい

西博多

  刀か鉈か

    鷹は死に

書き留めし

  柏の鷲か

    シメ朱鷺か

仲良き鵜

  ヌエ阻止添えず

    浮世かな

焼き鳥か

  今味甘い

    雁朱鷺や

悪乗りか

  また朝頭

    雁乗るわ

白鷺は

  浜か仲間は

    脛さらし

咲き競う

  桜開くさ

    ウソ危機さ

シギ鵜混む

  浮かび飛び交う

    向こう岸

シギ鵜混む

  カリとアトリか

    向こう岸

猛禽に

  わななく七羽

    人気鵜も

鵜良いかい

  胃下部根深い

    胃潰瘍

昼間タカ

  キテン天敵

    固まる日

藻が好み

  錦の岸に

    美濃コガモ

荒れ野ワニ

  鳴かず静かな

    二羽のレア

観戦で

  鳶のびのびと

    電線か

皺無いが

  猫食べた子ね

    害な鷲

やれバンが

  子育てだそこ

    頑張れや

鵜とこの子

  仲良き世かな

    この孤島

たった今

  ガンガンガンが

    舞い立った

よくウミウ

  三浦荒海

    海浮くよ

今能登は

  先飛ぶ朱鷺さ

    鳩の舞い

キツツキが

  悪いのいるわ

    ガキつつき

鷽ミスか

  花壇踏んだか

    かすみ草

鷺好きか

  鷺鷺鷺さ

    書き過ぎさ

鷺好きや

  こんがり頑固

    焼き過ぎさ

抱くガンは

  特価スカッと

    半額だ

ケラだなあ

  子育てだそこ

    穴だらけ

佐賀昼は

  カササギ笹か

    春日傘

鷺なんか

  見ない無い波

    寒凪さ

知らぬげに

  ヤマドリ土間や

    逃げぬらし

弱い波

  最上海鴨

    見ないわよ

喜ぶと

  トキ生き生きと

    飛ぶ頃よ

鴎さえ

  毎朝合間

    餌メモか

ウソ理解

  草津夏咲く

    イカリソウ

佐渡に待つ

  焼き鳥朱鷺や

    妻二度さ

鴨知るは

  陰か日陰か

    春霜か

若造か

  カワセミ世話か

    飼うぞ川 

モズら蚊は

  さすが逃がすさ

    はからずも

肩乗るは

  過密なツミか

    春の鷹 

つまはじき

  されなくなれさ

    キジは待つ

夜の丘

  肩寄せヨタカ

    顔乗るよ

寝たきりと 

なるも曇るな 

鳥来たね

朱鷺揺らし

木の枝エノキ

白雪と

ササゴイは

  ヨシ原端よ

    背後ササ

ヨシゴイさ

  敵子猫来て

    最後死よ

もう良いか

  イスカ胃下垂

    潰瘍も

見えるかい

  二羽いて岩に

    イカル笑み

つまはじき

  仲間今かな

    キジは待つ

最悪は

  花壇死んだか

    吐くアイサ

鵜飼い川

  鵜咬む歯向かう

    若いか鵜

うかいかわ うかむはむかう わかいかう

鷺好きな

  彼か別れか

    泣き過ぎさ

さぎすきな かれかわかれか なきすぎさ

雁来月

  雁来て霧か

    気づく理香

かりくづき かりきてきりか きづくりか

キツツキの

  来てすぐ素敵

    軒つつき

きつつきの きてすぐすてき のきつつき

雁のせい

  草踏み不作

    伊勢海苔か

かりのせい くさふみふさく いせのりか

カササギは

  のどかにかどの

    萩笹か

かささぎは のどかにかどの はぎささか

カワセミや

  子育てだそこ

    闇世話か

かわせみや こそだてだそこ やみせわか

居たミサゴ

  わななく七羽

    誤差みたい

いたみさご わななくななわ ごさみたい

雪にわか

  鴨がコガモか

    川に消ゆ

ゆきにわか かもがこがもか かわにきゆ

介護待つ

イスカ胃下垂

    嬬恋か

かいごまつ いすかいかすい つまごいか

知らぬ鷹

  にわかに川に

    肩濡らし

しらぬたか にわかにかわに かたぬらし

今歌う

  カッコウ国歌

    歌うまい

いまうたう かっこうこっか うたうまい

鴨飛ぶよ

  弥生良い夜や

    呼ぶ友か

かもとぶよ やよいよいよや よぶともか

師走かい

  第九得意だ

    活かす鷲

しわすかい だいくとくいだ いかすわし

イカルでも

  舞い飛ぶと今

    モデルかい?

いかるでも まいとぶといま もでるかい

糞敷いた

紺色インコ

対趾足

くそしいた こんいろいんこ たいしそく

夜願う

  サンマ五万さ

    鵜が寝るよ

よるねがう さんまごまんさ うがねるよ

沢に沿う

  木の巣クスノキ

    ウソ二羽さ

さわにそう きのすくすのき うそにわさ

ウソ岸に

  みずいろ泉

    ニシキソウ

うそきしに みずいろいずみ にしきそう

ウトウ追い

  海路ノロいか

    硫黄島

うとうおい かいろのろいか いおうとう

竹に飛ぶ

  片をオオタカ

    ブト逃げた

たけにとぶ かたをおおたか ぶとにげた

カッコウ科

  毛虫を仕向け

    飼う国家

かっこうか けむしをしむけ かうこっか

鴨飛ぶよ

  水面、雲、波

    呼ぶ友か

かもとぶよ みなもくもなみ よぶともか

目もカワイ

  浮かび飛び交う

    岩カモメ

めもかわい うかびとびかう いわかもめ

妻はモカ

  カモメ飲めモカ

    鴨は待つ

つまはもか かもめのめもか かもはまつ

鷗来て

  港営み

    敵メモか

かもめきて みなといとなみ てきめもか

桜の木

  カラス安らか

 気の楽さ

さくらのき からすやすらか きのらくさ

朝焼けや

  赤々とカアカア

    焼けやさあ

あさやけや あかあかとかあかあ やけやさあ

雁鳴くや 

  照りい日入りて

    焼くなりか

かりなくや てりいひいりて やくなりか

飛ぶ雁と

  みずいろ泉

    トリカブト

とぶかりと みずいろいずみ とりかぶと

雁飛ぶよ

  仲間、今かな

    呼ぶ鳥か

かりとぶよ なかまいまかな よぶとりか

たった今

  雁とアトリか

    舞い立った

たったいま かりとあとりか まいたった

観察は

  夏まで待つな

    初参加

かんさつは なつまでまつな はつさんか

世話ありと

  観察参加

    鳥合わせ

せわありと かんさつさんか とりあわせ

次期都知事

五輪権利後

自治と雉

じきとちじ ごりんけんりご じちときじ

呼ぶと雉

  夜でも出るよ

    じき飛ぶよ

よぶときじ よるでもでるよ じきとぶよ

啄木鳥が

  白樺枯らし

    ガキつつき

きつつきが しらかばからし がきつつき

啄木鳥の 

  二羽来てきわに

    軒つつき

きつつきの にわきてきわに のきつつき

クイナ笑み

  ヨシ原端よ

    見えない区

くいなえみ よしはらはしよ みえないく

ゴイサギは

  木の巣クスノキ

    萩最後

ごいさぎは きのすくすのき はぎさいご

コヨシキリ

  上手くかくまう

    力士横

こよしきり うまくかくまう りきしよこ

垂れそめし

  キブシにしぶき

    シメそれた

たれそめし きぶしにしぶき しめそれた

シメの待つ

  モミの木の実も

    妻の飯

しめのまつ もみのきのみも つまのめし

薩摩来て

合戦セッカ

  敵待つさ

さつまきて かっせんせっか てきまつさ

キブシ・ズミ

  よきツル月夜

    水しぶき

きぶしずみ よきつるつきよ みずしぶき

呼ぶと今

  トキ生き生きと

    舞い飛ぶよ

よぶといま ときいきいきと まいとぶよ

柏来て

  飛べ朱鷺飛べと

    敵鷲か

かしわきて とべときとべと てきわしか

孫の絵か

選ぶ油絵

買えノゴマ

まごのえか えらぶあぶらえ かえのごま

いいのかな

  ノスリとリスの

    仲のいい

いいのかな のすりとりすの なかのいい

ハイタカは

  家内の田舎

墓、大破

はいたかは かないのいなか はかたいは

良く生きな

ハクガンが「クハ」

鳴き行くよ

よくいきな はくがんがくは なきいくよ

桐一葉

  ウソも重そう

    ハト非力

きりひとは うそもおもそう はとひりき

ヒクイナか

  糞かけ加速

    家内句碑

ひくいなか くそかけかそく かないくひ

妻来た日

 観察参加

 ヒタキ待つ

つまきたひ かんさつさんか ひたきまつ

ブトとボソ

  家内の田舎

    祖母と飛ぶ

ぶととぼそ かないのいなか そぼととぶ

ホトトギス

  夜でも出るよ

    杉戸、徒歩

ほととぎす よるでもでるよ すぎととほ

マヒワ舞い

  観察参加

今は暇

まひわまい かんさつさんか いまはひま

ヨシゴイよ

  夜でも出るよ

    宵越しよ

よしごいよ よるでもでるよ よいごしよ

メモ柏

  観察参加

    ワシカモメ

めもかしわ かんさつさんか わしかもめ

ハイタカは

  スタミナ満たす

    墓大破

はいたかは すたみなみたす はかたいは

蜜月か 

  過密なツミか

    担げツミ

みつげつか かみつなつみか かつげつみ

ウソ岸に

  見つめる目ツミ

    ニシキソウ

うそきしに みつめるめつみ にしきそう

遠野ズミ

鵜掻き行き交う

  水の音

とおのずみ うかきゆきかう みずのおと

ヒタキ来て

  わななく七羽

    敵来た日

ひたききて わななくななわ てききたひ

沢に沿う

  錦の岸に

    ウソ二羽さ

さわにそう にしきのきしに うそにわさ

沢に沿う

  中州に巣かな

    鷽二羽さ

さわにそう なかすにすかな うそにわさ

枯葉舞い

  ヒタキが来た日

    今晴れか

かれはまい ひたきがきたひ いまはれか

ヒタキ来て

  鳴かずわずかな

    敵来た日

ひたききて なかずわずかな てききたひ

飛ぶ雁(かり)

  錦の岸に

    とりかぶと

とぶかりと にしきのきしに とりかぶと

沢に沿う

  白百合揺らし

    ウソ二羽さ

さわにそう しらゆりゆらし うそにわさ

クイナ雌

  海老名花冷え

    住めない区

くいなめす えびなはなびえ すめないく

住めるかい

  ウソ来て競う

    イカル雌

すめるかい うそきてきそう いかるめす

住めるかい

  ウソ雄襲う

    イカル雌

すめるかい うそおすおそう いかるめす

今の時期

  家内の田舎

    雉の舞い

いまのじき かないのいなか きじのまい

ヨシゴイよ

  夜でも出るよ

    宵越しよ

よしごいよ よるでもでるよ よいごしよ

詐欺師また

  巣まだとダマす

    タマシギさ

さぎしまた すまだとだます たましぎさ 

昼山河 

消ゆる春雪

  ガン去る日

ひるさんが きゆるはるゆき がんさるひ

対岸が

  賑やかヤギに

    ガンがいた

たいがんが にぎやかやぎに がんがいた

 

 

 

キツツキの

  わびしき村に

    舞い飛ぶと

 今睨む岸

   びわの木つつき

白雲の

  那覇飛ぶ鳥か

    舞い歌う

 今雁飛ぶと

   花野も暗し

忍び足

  中州の二羽か

    さまようよ

 まさかワニの巣

   悲しアビの死

白滝の

  音だんだんと

    壮大だ

 ウソ飛んだんだ

   遠野来たらし

川光り

  どちらが波路

    残る昼

 この地味な柄

   千鳥か鶸か

川光り

  どちらも可愛い

    オオモズも

 多いわ鴨ら

   千鳥か鶸か

サザンカの

  消ゆるこの花

    行く鴨か

 クイナは残る

   雪の寒笹

さざんかの きゆるこのはな いくかもか

 くいなはのこる ゆきのかんざさ

今朝の秋

  舞うカイツブリ

    多摩湖横

 またリブ追加

   美味きあの酒

けさのあき まうかいつぶり たまこよこ

 またりぶついか うまきあのさけ

短夜の

  綱渡り鴨

    冴えないな

 餌も借りたわ

   夏の余暇地味

みじかよの つなわたりかも さえないな

 えさもかりたわ なつのよかじみ

短夜の

  舞い飛ぶヨタカ

    八百屋部屋

 親方呼ぶと 

今の余暇地味

みじかよの まいとぶよたか やおやへや

おやかたよぶと いまのよかじみ

桐一葉

  残り物さえ

    少なめな

 楠餌の森

   子の鳩非力

きりひとは のこりものさえ すくなめな

 くすえさのもり このはとひりき

遠き夜

  タヒチの秋沙

    鴛歌う

 潮騒あの地

   浸る良き音

とおきよる たひちのあいさ おしうたう

  しおさいあのち ひたるよきおと

ヤツガシラ

  草むらに来て

    舞い歌う

 今敵にらむ

   桜四月や

やつがしら くさむらにきて まいうたう

  いまてきにらむ さくらしがつや

カワセミの

  棲めない池が

    残りけり

 この崖いいな

   メスのみ世話か

かわせみの すめないいけが のこりけり

  このがけいいな めすのみせわか

 

 

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