語源

 

語源
 
アイス・ブルー
カワセミ
ドイツ語のカワセミeisvogelの緑がかった青色をeisblau
そこから英語ice blueに転用された。
アジサイ
トモエガモ
トモエガモの古名がアヂ。
美しいトモエガモ(アヂ)が鳥網に掛かる光景(さえぎる→サハフ)がアジサイの花に似ることから。
飛鳥
 
ア(美称的接頭語)+スカ(州処、洲処)
アス(崩地)+カ(処)
頭隠して尻隠さず
キジ
草むらに隠れるキジの姿から。
斑鳩
イカル
『イカルのいる処(ところ)』が、『イカル処(が)』
法隆寺の別名を斑鳩寺といい、聖徳太子が法隆寺のそばに建てた宮殿は斑鳩宮と呼ばれていた。
イカルガに、あえて斑鳩の文字を当てたのは、
斑はアカツ→イカツ
鳩はキウで、イカルガの近似音用字
鶍継
イスカ
接木の方法の一つ。
イスカの嘴のように、上下の木材を互い違いに組む。
重量が一点に掛かるのを防ぐ効果が有る。
イチョウ
鴨の脚
イチョウの葉が鴨の脚に似ているので付けられた。
鴨脚(ヤーチャオ)→イチョウ
ウイングカラー
シャツ
襟の先端が前方に折れた立ち襟。
前折れの部分が鳥の羽に似ている。
ウオノメ
(鶏眼)
医学用語でウオノメは鶏眼(けいがん)
ドイツ語でHuhn(雌鶏)+auge(眼)=Huhnerauge
a
イヌワシ
止まっている鷲の外形を様式化したもの
燕尾服
後見頃が長く、燕の尾に似ることから。
英語では(スワロー)テールコートTail coat
オーメン
omen
不吉な予兆(omen)
ギリシャ語で鳥を表すオルニス(ornis)が元
カクテル
酒を混ぜるのに使った木の棒(コックテール)と勘違いした。
行方不明になった鶏を発見した縁で結婚し、お祝いに酒場で色々なお酒を混ぜて飲んだ。
カモノハシ
 
学名 鴨に似た嘴
英名 アヒルの嘴  これを参考に『鴨の嘴』とした。
烏口
製図用具で、線の太さを自由に変えられるペン。
カラスの嘴に似ている。
カラン
オランダ語で蛇口はクラーン
鶴の嘴に似ているため。
雁首(がんくび)
雁の首に似ていることから、
キセルの先の部分に名付けられた。
がんじがらめ
雁字搦め(雁字搦み)
雁の編隊飛行のような形に人を縛る(からめる)と、身動きが取れなくなる事による。
(強盛(がんじょうの唐音)の訛り説も)
がんもどき
雁の肉に似せて作られた。
がんもどきの中にキクラゲでなく安物の昆布で代用したら、雁が飛んでいるように見えた。
キウイフルーツ
キーウィ
鳥のキーウィに外見が似ているから
きしめん
キジ
キジの肉を麺の具にしたという説も。
グアニン
鳥の糞
DNAの4種類の塩基の一つ、
グアニンはグアノ(鳥の排泄物)が語源。
クォーク
鴎の声
素粒子
鴎の鳴き声から。
クレーン
鶴の英名はクレーン。
形が似ているので起重機にもクレーンと付けられた。
けんもほろろ
キジ
キジの鳴き声から。
キジは美しい姿なのに、声が無愛想な感じだから。
コックピット
Cockpitは闘鶏場のこと。
Cockは雄鶏 pitは『囲い』などの意味。
しとどめ(鵐目)
ホオジロ
金属などの製品に開けた穴の縁を飾る金具。
形がホオジロの目に似るという。
シーハリヤー
チュウヒ
イギリス海軍のジェット機(垂直離陸機)の愛称
シャトルコック
シャトルshuttle(往復運動するもの)+コックcock(雄鶏)
最初は鶏の羽が使われた。
現在では主にガチョウの羽が使われる。
ジンクス
アリスイ
ギリシャ語のアリスイJynxイユンクスから
英語綴りでjinxジンクスと変化
アリスイは爬虫類のように首を後ろに曲げるので、不吉の象徴とされた。
ジンクスは本来縁起が悪い習慣を意味する言葉
Sniping
(狙撃)
タシギ
狙撃が難しいタシギ(スナイプ)snipeを仕留める、優れたハンターをスナイパーsniperと呼ぶ。
千鳥格子
千鳥
群れで飛ぶ千鳥の姿に似る。
(千鳥の足跡説も)
英国ではハウンドトゥース・チェック(犬の牙)
仏国ではピエ・ド・プール(鳥の脚)
つるはし
鶴嘴
形が鶴の嘴に似ているから。
とび職
鳶の嘴に似た消防用具を鳶口。
その鳶口を持っていたから。
パイ
カササギ
英名magpieまたはpie、仏名La pie(ラ・ピ)
色々な具を使って焼くから(カササギは色々な物を集める)
育む
 
『育む』と表記することが多いが、本来は『羽ぐくむ』。
『くくむ』は『包む』の古語。
親鳥が雛を羽で蔽い包むという意味を持つ。
バージン
アネハヅル
ラテン語のvirgoヴァーゴ(処女、乙女)から
鳩目
紐などを通す小穴。
鳩の目に似る。
パラグアイ
鳥の冠
グアラニ語で『鳥の冠を被った人々の国』説も。
バンタム級
チャボ
バンタムはチャボのこと。
チャボの原産地がジャワ島の町、バンタムだから。
ファイティング原田、矢吹丈が有名。
ビーカー
嘴(猛禽類)
猛禽類の嘴(ビーク)に似た注ぎ口だから。
鳥の嘴はビルbillだが、猛禽類ではビークbeak
人の鼻でも『ワシ鼻』のことはビーク
ヒスイ(翡翠)
カワセミ
カワセミの美しい色に由来。
ふくらすずめ
()
帯びの結び方の一つ。
冬に雀が羽を膨らませた姿に似ることから。
フザンダージュ
(仏語で熟成)
キジ
フランス語でキジはフザン(メスキジはフザンヌ)
ブービー賞
カツオドリ
カツオドリは簡単に人に捕まるので『まぬけな鳥』
ペン
羽根
羽根 ラテン語のpenna→英語でpen
フラミンゴ
フラミンゴflamingo→炎flame
(みどり)
カワセミ
翠はカワセミの色。
翠鳥色(そにどりいろ)→そみどりいろを略したもの。
目白押し
メジロ
多くのものが込み合って並ぶこと。
メジロの習性から。
落雁
表面に点々と散らされた黒胡麻を、舞い降りる雁に見立てた。
ワンダーフォーゲル
渡り鳥
青少年による野外活動
ドイツ語のWander vogelは直訳すると渡り鳥。
wanderは彷徨う、vogelは鳥

ゴルフ
バーディ
それまで誰も破ることができなかったロングホールの標準打数を、米国のアマチュア選手が破った。
打ったボールが小鳥が飛んでいるように見えたので、近くにいた仲間が『小鳥のようだ』と叫んだから。
イーグル
小鳥より強い、飛ぶ。ことから。
アルバトロス
羽ばたかなくても、何時間も飛び続けることができるから。

 

アルタイル
Altair
アラビア語で、アル・ナスル・アル・タイル 飛ぶ鷲
ベガ
Vega
アラビア語で al-nasr al-waqi
アル・ナスル・アル・ワーキ 落ちる鷲(突然襲う鷲)

 

カナリア
カナリア諸島の語源はラテン語の『犬』(カナリアエ)
野犬が多かった。
その『カナリア諸島の小鳥』がカナリアと名付けられた。
七面鳥
七面鳥はTurkey、トルコ共和国もTurkey。
ホロホロ鳥がトルコ経由で欧州に入ったことから。
ボウリングで三回連続ストライクを出すとターキー。
ボウリング場が客寄せで、三回連続ストライクを出すと七面鳥料理をプレゼントしたことから。
サーカス
語源は円周、回転を意味するcircusキルクス
チュウヒの学名も同じ語源でcircusキルクス
メジャー
Major ラテン語で『より大きい』アカゲラなどの種小名

 

風見鶏
ヨーロッパに鶏が伝わり、悪魔は雄鶏を恐れるとされていた。
雄鶏は夜明けに高らかに歌い上げるので、『闇夜の悪魔を追い払い、恵みと幸せの太陽を呼ぶ』と信じられていた。
屋根の上などに悪魔除けとして雄鶏の姿を取り付けた。
従って最初は鶏の肉を食べたりはしなかった。
9世紀に法令で鶏の姿を風見にすることが定められた。
英語でweather cook 気の変わりやすい人
日本でも『日和見的な人物』など良い意味では使われない。
囀る
障出る
鳥の言葉は理解困難な言語
漢語は『からさへずり』と訓んだ。
飛鳥
『明日香』の枕詞が『飛鳥(とぶとり)の』で、
次第に『飛鳥』だけで『あすか』と読まれるようになった。
イスカが多くいた。
ア(牛)+ス(鳥)=アス(牛の鳥)=フクロウ
カ(糸)=続くものとして血統を意味する
アスカ=フクロウ信仰の血統の意味
鳥居
鳥が居る所(止まり木)
中国で、鶏は夜に潜む悪霊や災いを追い払い、明るい光を呼ぶ霊鳥。
鳥は神様が降臨するときの乗り物と考えて、村の門などに鳥をかたどった物を乗せていた。
鶏が原形で、後に鳩に変化。
鴨居
敷居に対する言葉の『上居(かみい)』が変化したという説など。
そばかす
(雀斑)
読みの『そばかす』は蕎麦殻から。
字は、雀の卵の模様に似ることから。