寿命

 

寿命
 
人と違い、鳥はオスが長生き。
鳥類の限界寿命は同サイズの哺乳類の約2倍。
 

平均寿命
(年)
ツバメ
ロビン
1.1
スズメ
1.3
ウチヤマセンニュウ
1.4
シジュウカラ
ホシムクドリ
1.5
マガモ
1.6
クロウタドリ
1.9
カワセミ
2
ヤマシギ
2.2
ミフウズラ
マガモ
2.5
アオサギ
2.7
セグロカモメ
アジサシ
2.8
ミソサザイ(飼育個体)
3
ハジロコチドリ
シロチドリ
アカアシシギ
4
オオルリ(飼育個体)
アマツバメ
5
セキセイインコ(飼育個体)
7
エゾライチョウ
7.3
ハシボソガラス
ハシブトガラス
7.5
ウグイス(飼育個体)
コマドリ(飼育個体)
ムクドリ(飼育個体)
フクロウ
8
 
シロフクロウ
キンメペンギン
9.5
シジュウカラ(飼育個体)
ツグミ(飼育個体)
クマゲラ
鶏(飼育個体)
ガン
10
キョクアジサシ
12
トキ
カワウ
13
インコ
14
ミヤコドリ
伝書鳩
15
オウム
17
コアホウドリ
18
ウミネコ
マガモ
アヒル(飼育個体)
エンペラーペンギン
フクロウ(小型)
20
アホウドリ
22
オオワシ
23
ガチョウ(飼育個体)
タンチョウ
25
フクロウ(大型)
オオワシ
タンチョウ
30
カッコウ(飼育個体)
32
ロイヤルアホウドリ
33
コウノトリ(飼育個体)
35
タンチョウ(飼育個体)
45
ダチョウ
55

 

最高寿命
エナガ
4
ミソサザイ
5
ホオジロ(足環経過)
6.6
メジロ(足環経過)
フクロウ(足環経過)
6.11
ホオジロ
7
ツバメ(足環経過)
ムクドリ(足環経過)
7.1
スズメ(足環経過)
ハシボソガラス(足環経過)
7.2
シジュウカラ(足環経過)
7.5
ハチドリ
ヨシキリ
8
キジバト(足環経過)
8.3
シジュウカラ
9
ウグイス(足環経過)
マナヅル(足環経過)
9.0
ヒバリ
スズメ
ハシブトガラ
シジュウカラ
クロウタドリ
10
ヤマガラ(足環経過)
10.7
ロビン
11
ハシグロアビ(足環経過)
12.11
イエスズメ
キレンジャク
ミヤマシトド
ヨーロッパコマドリ
カッコウ
13
イエスズメ(足環経過)
13.4
メンフクロウ
14
コハクチョウ(足環経過)
14.4
シジュウカラ
セキセイインコ
15
ツバメ
スズメ(飼育下)
オオグンカンドリ
チョウゲンボウ
16
カケス
17
ウソ
17.5
アホウドリ(足環経過)
17.7
オオバン
アオサギ
カワウ
18
オオグンカンドリ(足環経過)
18.6
タンチョウ(野生)
19
セキセイインコ(飼育個体)
ホシムクドリ
ミヤマガラス
クロウタドリ
マガモ
20
ヨーロッパアマツバメ
アオガラ
ヤマシギ
21
コブハクチョウ
22
イエスズメ
アビ
トビ(飼育下)
ユリカモメ
カンムリカイツブリ
23
カナリア
ノスリ
カワウ
トビ
24
アオサギ
24.5
カササギ
25
アジサシ(足環経過)
25.0
ウミネコ(足環経過)
25.11
ムラサキサギ
キングペンギン
コウノトリ
26
オオミズナギドリ(足環経過)
26.0
ミサゴ(足環経過)
26.2
マガモ(足環経過)
26.4
キジ
シロチドリ
アジサシ
ミヤコドリ
27
セグロカモメ(足環経過)
28.0
アビ
トラフズク
シロフクロウ(飼育個体)
アオサギ
28
カナダガン(足環経過)
エンペラーペンギン(飼育個体)
28.5
ズアオアトリ
マガモ
29
ヒバリ(飼育個体)
キョウジョシギ
ユリカモメ
ドバト(飼育個体)
鶏(飼育個体)
シマフクロウ(飼育個体)
コウノトリ(飼育個体)
ウミネコ
30
ダイシャクシギ
セグロカモメ(自然)
ミサゴ
ガン
オオミズナギドリ(標識調査)
31
ニシツノメドリ(足環経過)
31.11
セグロカモメ
32
アカオネッタイチョウ(足環経過)
32.8
コアホウドリ(足環経過)
33.1
キョクアジサシ(足環経過)
34
ワタリアホウドリ(足環経過)
34.7
ハト
35
シロアジサシ(足環経過)
35.11
トキ(飼育個体)
36
ミヤコドリ
シマフクロウ
37
オオグンカンドリ(足環経過)
38.2
クロアシアホウドリ(足環経過)
40.8
キングペンギン(飼育個体)
41
コアホウドリ(足環経過)
42.5
セグロカモメ(飼育個体)
44
イヌワシ
46
ペリカン
50
コアホウドリ
53
シロアホウドリ
58
フクロウ
60
ソデグロヅル(飼育個体)
ダチョウ
62
コンドル
タンチョウ
65
ワシミミズク(飼育個体)
68
ワタリガラス
69
ダチョウ
80
シロエリハゲワシ
118
オウム(飼育個体)
120

標識調査で、満30歳のウミネコの個体が確認された。
 

寿命
生理的寿命
生態的寿命
環境が良い場合の寿命
自然環境下での寿命

 

一般的に寿命が長くなるにつれ成鳥の生存率が高くなり、
成熟に要する期間が長くなり、一腹卵数は少なくなる。
寿命が長く、一腹卵数の少ない種はk淘汰種。
寿命が短く、一腹卵数の多い種はr淘汰種と考えられる。
k淘汰
安定した環境で平衡状態が維持
大卵少産、晩熟、大型化
r淘汰
新しい生息場所、不安定な場所。
多産、早熟、小型化
スズメなど

 

寿命(L)は、おおよそ体重(W)の5乗根に比例し、
L=17.6W0.20  という関係が有る。
すなわち、体重が二倍になると寿命は15%長くなり、
寿命が二倍になると体重は32倍になる。
体が大きいと単位体重当りの代謝量が少なく、脂肪を溜め込むことができるので、寒さや飢えに耐えられる。
天敵も少なくなる。
同じ種でも高緯度個体群などは、年間死亡率が高くなるため、
寿命が短くなる傾向が有る。
大型の鳥の寿命は繁殖年齢の10倍程度。

 

 
繁殖開始齢平均
繁殖開始後の期待余命
アデリーペンギン
6.2
4.9
8.9
8.9
ワタリアホウドリ
12.1
11.2
22.2
12.3
フルマカモメ
8.0
30.3
ハシボソミズナギドリ
7.0
9.7
コウノトリ
3.4
3.9
3.7
3.7
コブハクチョウ
6.0
5.8
ハクガン
2.2
4.8
カオジロガン
6.7
6.0
10
8
ミサゴ
3.6
7.6
ハイタカ
2.0
2.3
ハヤブサ
2.0
9.5
ミヤコドリ
6.6
4.5
9.7
9.7
フクロウ
4.1
4.9
マダラヒタキ
1.9
1.5
1.4
1.5
アオガラ
1.3
1.2
2.3
1.7
ウタスズメ
1
1
2
2
ホロリダヤブカケス
2.9
2.4
4.1
4.3

 

自然死亡率
(%)
アホウドリ
5
ミヤコドリ
7.5
キョクアジサシ
10
アマツバメ
19
アカアシシギ
25
シロチドリ
25
アジサシ
25
ハジロコチドリ
28
セグロカモメ
30
トビ
30
アオサギ
31
ヤマシギ
37
クロウタドリ
42
シジュウカラ
42
マガモ
48
スズガモ
55
スズメ
55
ホシムクドリ
60
ロビン
62
ツバメ
63

 

シジュウカラの平均余命
卵の時点
8ヶ月
巣立ち若鳥
10ヶ月
成鳥に達した鳥
1年5ヶ月

 

セグロカモメ死亡率
一年目
60%
二年目以降
30%

 

ミヤコドリ
繁殖開始年齢
3~4歳
繁殖開始までの生存率
20~30%
繁殖後の生存率
90%

 

ヨーロッパコマドリ
卵からの巣立ち成功率
55%
巣立った雛の年内死亡率
77%
屋外での最高寿命
11年

 

巣立ち成功率
開巣性
45%
洞巣性
67%

 

産み落とされた卵が成鳥になるのは 8~18%

カイツブリの雛が無事に成長する確率は2%

スズメ
生後一年以内に75%が死亡

 

成鳥まで育った鳥のその後の年々の生存率
クロウタドリ
42%
シジュウカラ
46%
ロビン
62%
オオミズナギドリ
93%

アホウドリ 巣立ち後の生存率 95.5%と高い。