漢字

 

漢字
 

隹 (すい)
とり
 
ふるとり(古の旧字から)
図象的に表現したもの
(尾の長い鳥の象形文字)
上は嘴、頭、首、胴体、翼を表す。
右下に曲がった部分は尾
四つの点は脚
尾が長いので、チョウ(長)と読む
字形的、一般的な書法
(尾羽の短い鳥の象形文字)
ずんぐりした鳥
鳥の性質や動作に関する意味を表す
鵜、鶯、鶉、鴨、鴎、鴉、鷺、鶇
鴫、鴇、鳶、鳰、鳩、鶏、鷲
雁、雉、雀、隼
鷹、鶴
両者は元々別の語で、鳥は名詞にのみ用いるが、隹はその用法が広く、動詞その他にも用いる。
その用義法は占卜と関係がある。
肯定的に『隹』、否定辞には『不隹』を用いる。
隹には『有り』の意がある。

 

 
 
鴃 
鳥部
鶏 鳩 鳰 鴉
鴎 鴨 鶴
旁(つくり)
 
鶯 鳶 鵟 鷲
 

 
 
鵤 (イカル)
国字
角のように太い嘴を持つ鳥
()
弟は低く垂れ下がる。
ガランチョウ(ペリカン)は喉が低く垂れ下がるから。
(ウグイス)
熒+鳥
熒=火+火+火+冖(枠)
枠の周りを丸く取り巻く火を暗示。
首の周りを黒い輪が取り巻く鳥=コウライウグイス
日本では誤ってウグイスに用いられた。
(ウズラ)
享はずっしりとした。ずんぐりと下膨れした感じの鳥。
鴛鴦 (オシドリ)
鴛 丸みを帯びて美しい鳥(オス)
鴦 メス
(カモ)
鳴き声(アップアップ)をまねた。
『こう』という鳴き声から。
家で飼いならした鳥(アヒル)
甲は枠を被せて手なずける。
野生のものを飼いならした鳥。
(カモメ)
水上に漚(あわ)のように浮かぶ鳥
ウ、オウと声からの擬音語。
(カラス)
アァと鳴く声か付けられた擬音語。
ハシブトガラス
『が』という鳴き声から
(ケリ)
鳧(ふ)は本来カモ科の渡り鳥を指した。
国訓で『けり』、『几』は延びる足の形象で、水掻きのある鳥。
(サギ)
露は透き通った水の玉=白い
透き通るように白い鳥
この鳥が飛ぶと露がおりることに由来
(シギ)
田+鳥 田や川べりにいる鳥(国字)
内陸性のシギ
鷸 (シギ)
いつ 漢名
干潟などのシギ
鶺鴒 (セキレイ)
背=背すじ 令=冷たく澄んでいる
背すじが清冷な鳥
(タカ)
雁は人が胸の前に鳥を受け止める情景。
鷹狩の風習を踏まえて生まれた図形。
鶫 (ツグミ)
春になると東に飛び去る鳥
柬+鳥=鶫は国字
東+鳥=鶇は半国字
杜鵑 (トケン)
中国の蜀の王である杜宇(とう)が譲位後ホトトギスになったという古事から。
(トビ)
弋はぐるぐる回る
空中を飛びまわる鳥。
(ニオ)
カイツブリ
水の中に入る鳥(国字)
(ニワトリ)
奚は爪(手)+糸(紐)で、系(紐でつなぐ)の異字体
紐でつないで飼った鳥のこと。
奚はモトドリ モトドリのように頭部に鶏冠を持つ鳥。
(ノスリ)
ノスリ ヨタカ
狂は犬がむやみやたらに走り回る(狂って暴れまわる)
正常を逸脱することが狂。
フクロウやミミズクは気味の悪い声で鳴くから。
日本でノスリに取り違えた。
狂(とさかの意=冠)
(ハト)
野バト
九は数が多い、一緒に集まる。
一緒に集まる鳥。
コウと鳴く鳥
ククックックーと鳴くことから、九+鳥
古くは鳩類以外の鳥にも接尾語として使われていた。
単独名としてはキジバトを指す。
カッコウ、ツツドリの類
鳩居=カッコウは自分で巣を作らずカササギの巣に卵を産む。
鴿 (ハト)
家バト
合(こう)は鳴き声から
群れを成して集合する習性から。
(バン)
采は米粒をばら撒く図形。
采+田=田圃に米粒を蒔く場面を設定した図形。
日本では『当番』の番→『見張り番』の番に使うようになった。
(ヒヨドリ)
稗(ひえ)を好む鳥、ヒエドリから。
(フクロウ)
木の上に晒し者にした悪鳥
(ホトトギス)
口+月 ボウフラを描いた図形で『小さく細い』というイメージ。
絹などと同源
カッコウの仲間で、小さくほっそりした鳥。
木莬(ミミズク)
木に棲み、兎のような耳を持つ
(モズ)
目+犬 犬が目を見張る様子。
これは敵を狙って攻撃するときの目つき。
(ワシ)
就= とらえる、めぐる
空中を旋回して他の鳥を捕る猛鳥
口+鳥  鳥が口で音を出してその存在を告げること。
雄鶏が鳴く
口(こう)は神に対する言葉を蓋付きの器に入れた形。
鳥の鳴き声から神意を知ろうとすることをあらわす。
神に祈りを捧げること。
本来は嶋(山+鳥) 鳥が一休みする海上の山
鳥が木に棲むように、他の木に寄生する植物
烏(カラス)は『とりへん』ではなく、『火部、れっか』象形文字。
 
鳥+
(タカ)
他の鳥を襲って殺す鳥
鶴 (ツル)
冖+焦=隺
鳥が高いところへ飛び立つさま。
隺だけでもツルを表す。
体の白い鳥
主にソデグロヅル、タンチョウ
鷦鷯 (ミソサザイ)
隹+火= 鳥を火であぶって焼く。
焦は、こげる。こげたような色の鳥だから。
鷯は小さい鳥
 
(カラス)
牙+隹で、元々はカアカアと鳴くカラスのこと。
鳥の嘴がうまく噛み合っているさま。
そこから『角が取れて、ならされる』意味。
牙は鳴き声から。
体が小さく真っ黒でない鳥
ミヤマガラス、トウガラスなど
(ガン)
厂は、カギ形、直角を表す。
厂+人+隹=人の行列に似て、きちんとカギ型に飛ぶ鳥
(キジ)
矢は真っ直ぐ、短い
真っ直ぐに飛んで、すぐに降りる鳥。
(スズメ)
元々は少ではなく、小
小さい鳥のこと
雀の音読みはジャク(シャク)。カラは特殊読み。
(ハヤブサ)
隹+一
一直線に飛ぶハヤブサ(指事文字)
隹+十(細くまとまる)
細く締まってすらりとした形の鳥。
隹+卂
卂は速く飛ぶ。省略して十
此(ちぐはぐで揃わないこと)+隹=雌
翼をちぐはぐに畳んだ小振りの鳥=メス鳥
(かいな)は肘の源字
(かいな)肘を大きく張り出す+隹=雄
翼を張った大きな鳥=オス鳥
会意文字
(シュ)は、束ねた草で、小さく引き締める意味
しんにゅうは行くことを示す符号。
鳥が飛ぶように速く進むさま。(会意文字)
鳥占いをして軍隊をうごかしたので、『すすむ』の意味になった。
鳥占いをしてから物事を推進した。
口+隹
口は神様へのお祝いの祝詞を入れる器。
その器の前に鳥を置いて占った。
唯々諾々=言いなりになる
(莫、乾く、日照り)+
鳥が自然の災いに出会うさま。
本来は隹(とり)を三つ書く+木
鳥が木の上に集まるさま。(会意文字)
隹+又()
鳥一羽を手で持つことを表し、『一つ』のこと。
隻眼は片目のこと。
隻は鳥をとるという意味。
+犭=獲(猟犬を使って動物をとる)→物を獲得する
+禾=穫(穀物の取り入れ)
(とり)を又(右手)で捕まえることから獲(とらえる)
草冠は孔雀などの毛角のある鳥をあらわす。
そう
常用漢字で『双』の、本来の形。
鳥が二羽いることから『二つ』という意味を示す。
獣と鳥が争う図形により、
二つのものがくっついたり、離れたりするさま。(会意文字)
チョウセンウグイス説、コウライウグイス説も。
離の字を分解したときの偏である离(り)は、禽(とり)という字に使われているように鳥という意味。
つくり(旁)である隹は、『ふるとり』といわれる部首で鳥のこと。
(とびら、閉じる)+隹=篭の戸を閉じて中に鳥を飼う。
転じて、人を家の中に丸抱えして雇うこと。
衣+隹=ボロ布を寄せ集めた布のこと。
九+木+
九=衣 衣を染めるのに草木を用いた。
多くの色が混じる状態が『雑』
(手を大きく広げる形)隹+田
鳥が翼を大きく広げて地上から羽ばたく様子。
『舞い上がる』『奮い立つ』の意
(大の字型に手を広げた人)隹+寸()
人が小脇に抱えた鳥を手で抜き取るさま。
太+ミミズク+又()
犬を使って鳥を捕まえる。
ツバメ由来
欠は口を開いて立つ人を横から見た姿。(声を出して祈る姿)
力=農具のすきのこと。
鳥占いで豊凶を占い、神様の意思を知り農作業を進めた。
鳥を火であぶって焼く図形
にせ
(形良く飛ぶ鳥)+貨幣を意味する=外形だけ似せた偽物
雀+戈 が変形したもの
旧字は應
鷹匠が危険な猛禽を胸でしっかり受け止めるさま。
鷹揚とは飼いならして胸で受け止める鷹。
旧字には隹も付くので隹を『ふるとり』と呼ぶ。
旧字はミミズクを表す。
臼の略体
『キュウキュウ』と鳴くフクロウの意。
  
 
同じ方向に二羽並んだ鳥の翼を描いた。(象形文字)
翅+支 手足のこと
鳥や虫の翼のこと
羽+異(もう一つ別の)=左右一対ある鳥の羽
羽(同じ方向に並んだ二枚の羽で、同じものが重なるイメージ)
羽+白(自の変形で動作を示す)=雛が何度も羽を動かし練習すること。
戸+羽
鳥の羽や扉ようにぱたぱたと揺り動かす物。
翡翠
『翡』の『羽』は当用漢字でないので旧字のまま。
『翠』の『羽』は当用漢字なので新字の『羽』が使われた。
翡は赤い羽 ♂
翠は緑の羽 ♀
カワセは中国語で翡翠。
その後、赤と緑二色のヒスイを翡翠玉と呼んだ。
いつしかヒスイ全てを翡翠と呼ぶようになった。
翡は♂、翠が♀。
鴛鴦、鳳凰、麒麟も前が♂、後ろが♀。
羽+羊 遠くへ行く
飛び回ること
鳥が翼を広げて上方に向かって飛ぶさまを示す図形。(象形文字)
巛+臼(鳥の巣の形)+木
木の上にある鳥の巣。(会意文字)
臼の略体
キュウキュウと夜鳴くフクロウ
象形文字
ツバメの飛んでいる様子を上から眺めたもの。
本来は手綱で鳥を捕まえる。
猛禽、家禽など鳥類を表す。
実際の鳥ではなく、酉の原型は酒を醸造する壷のような容器。
醤油、酢、乳酸、醍醐などに関連。
偏で使うと『ひよみのとり』
足の甲
足の裏
 

鳩が付く鳥
鵊鳩
鶆鳩
サシバ
鶻鳩
ハヤブサ
祝鳩
ハヤブサ
雎鳩
ミサゴ
爽鳩
たか
(屈+鳥)
アオバト
鳲鳩
カッコウ
鷽鳩
サンジャク (カラス科山鵲)
鳴鳩
イカル
斑鳩
イカル マダラバト ジュズカケバト
鵓鳩
鴿鳩
イエバト モリバト シラコバト

斑鳩は日本ではイカル、中国ではキジバト
 

国字
鳰 にお
鴫 しぎ
鵆 ちどり
鶫 つぐみ(単なる異字体説も)
鵤 いかる(非皇国造字?)
鶸 ひわ
鶎 きくいただき
鶍 いすか
鵈 とび
鵇 とき
鶉 うずら
鵥 かけす

 
アオサギ
蒼鷺
蒼は顔面蒼白の蒼。
アオジ
青蒿
蒿はヨモギやヨモギのように背の高い草。
アオジの好む生息環境を表している。
アトリ
花鶏
オレンジなどの複雑で美しい体色から。
獦子鳥
大群を作るので、まるで獲物を追いたてる勢子(せこ)のようだから。
アホウドリ
信天翁
中国ではアホウドリは他の鳥が落とした魚を漁ると信じられていた。
天から魚が降ってくる事を信じている馬鹿な鳥の意味。
イカル
斑鳩
中国ではキジバト
中国ではペリカンを指す。中国でウは
ウトウ
善知鳥
義理人情の厚い、善を知る鳥
善知鳥村が1624年青森村となりその後青森市となった。
ヨシが茂る場所に生息するので『葦(善し)+ちどり(知鳥)』
オウチュウ
鳥秋
黒いので『カラス』、『秋』=鳥がヒラヒラと舞う。
オオルリ
大瑠璃
瑠璃とは仏典の七宝の一つ。
カイツブリ
国字
元来は鸊鷉(へきてい)
カササギ
昔(しゃく)はカササギの鳴き声から。
烏は唖唖と鳴き、鵲は唶唶(せきせき)と鳴く。
鵲音 うれしい便り
鵲喜 吉事の前兆、カササギがさわぐと福が生じる。
鵲声 吉事の兆し
キツツキ
啄木鳥
嘴で物をつついて食べることを『啄』。
木を突付いて餌を探して食べるので『啄木鳥』
クイナ
水鶏
体型が鶏に似て、水辺に生息。
肉が水っぽい。
クジャク
孔雀
孔は子+乚(するりと抜け出ることを示す符号)
子が産道を通って出てくる情景。『あな』を意味する。
抵抗なくするりと通る穴のイメージから、空間的にゆったりとして大きいというイメージに展開。
コゲラ
小啄木鳥
漢字にすると長くなる唯一の鳥。
(モズにも百舌鳥、百舌、鵙がある)
シノリガモ
晨鴨
晨(しん)は星の名
白斑などを星座に見立てた。
ジョウビタキ
尉鶲
尉は『白髪の老人』、『下に残り火があり、上は白い灰になっている炭火』
チュウヒ
沢鵟
沢に住むノスリ
沢とは『水が浅くたまった所、草木が生えている湿地』
ツクシガモ
筑紫鴨
筑紫は筑前、筑後(今の福岡県)
トキ
朱鷺
朱色の鷺で朱鷺
(サギ科でなく、トキ科だが、同じコウノトリ目)
旋目
朱鷺は誤り。
中国の文献にある字だけで推測して朱鷺=トキとした。
ヒバリ
雲雀
雲に届くほど天高く飛翔する雀に似た鳥。
晴れた雲の間で鳴くので
ブンチョウ
文鳥
文(あや、模様の意)があって美しいので。
ホトトギス
霍公鳥
奈良時代の万葉集
郭公
平安時代から(本来はカッコウに用いられるべき)
不如帰
鳴き声をプルクイチュ不如帰去(帰り去くに如かず)と聞いて。
杜鵑
中国の故事、杜鵑啼血から。
時鳥
夏だけ鳴く鳥。
ミズナギドリ
水薙鳥
『薙ぐ』は、刀や鎌を素早く横に振って草などを切ること。
『凪ぐ』は風が止んで水面が穏やかになることでおかしい。
ミミズク
木菟
足が太く、羽毛で覆われていてウサギに似るから。
兎のように羽角があるから、木に棲む兎で木菟。
メジロ
繍眼児
眼の周りの白い部分が刺繍のよう
児は『小さな愛すべきもの』
ヤツガシラ
戴勝
戴(頭に物を載せる)
勝(婦人の髪飾り)
ヤマショウビン
山翡翠
同じ
ヤマセミ
ユリカモメ
百合鴎
当て字
 
(中国語の漢字表記は多少違う場合あり)

 
日本語
中国語
アオアシシギ
青足鷸
青脚鷸
アオゲラ
緑啄木鳥
日本緑啄木鳥
アオジ
青鵐
灰斗鵐
アオバズク
青葉木莵
鷹鴞
アオバト
緑鳩
紅翅緑鳩
アカアシシギ
赤足鷸
紅脚鷸
アカゲラ
赤啄木鳥
大斑啄木鳥
アカショウビン
赤翡翠
赤翡翠
アカツクシガモ
赤筑紫鴨
赤麻鴨
アカハシハジロ
赤嘴羽白
赤嘴潜鴨
アカハジロ
赤羽白
青斗潜鴨
アカハラ
赤腹
赤腹鶫
アカヒゲ
赤髭
琉球歌鴝
アジサシ
鯵刺
普通燕鴎
アトリ
花鶏
燕雀
アビ
阿比
紅喉潜鳥
アヒル
家鴨
鴨子
アホウドリ
信天翁
短尾信天翁
アマツバメ
雨燕
白腰雨燕
イスカ
交喙
紅交嘴雀
イワヒバリ
岩雲雀
領岩鷚
イワミセキレイ
石見鶺鴒
山鶺鴒
ウソ
紅腹灰雀
ウミガラス
海烏
崖海鴉
ウミスズメ
海雀
扁嘴海雀
ウミネコ
海猫
黒尾鴎
エゾビタキ
蝦夷鶲
灰紋鶲
オウチュウ
烏秋
黒巻尾
オオアカゲラ
大赤啄木鳥
白背啄木鳥
オオジュリン
大寿林
芦鵐
オオハクチョウ
大白鳥
大天鵝
オオホシハジロ
大星羽白
帆背潜鴨
オオマシコ
大猿子
北朱雀
オオルリ
大瑠璃
白腹姫鶲
オオワシ
大鷲
虎斗海鵰
オカヨシガモ
丘葦鴨
赤膀鴨
オジロワシ
尾白鷲
白尾海鵰
オナガ
尾長
灰喜鵲
オナガガモ
尾長鴨
針尾鴨
カケス
懸巣
松鴉
カササギ
喜鵲
カシラダカ
頭高
田鵐
カッコウ
郭公
大杜鵑
カヤクグリ
萱潜
紅岩鷚
カラスバト
烏鳩
黒林鴿
カリガネ
雁金
小白額雁
カルガモ
軽鴨
斑嘴鴨
カワアイサ
川秋沙
普通秋沙鴨
カワガラス
川烏
褐河烏
カワセミ
翡翠
普通翠鳥
カワラバト
河原鳩
原鴿
カワラヒワ
河原鶸
金翅雀
カンムリワシ
冠鷲
蛇鵰
キクイタダキ
菊戴
戴菊
キジバト
雉鳩
山斑鴿
キバシリ
木走
旋木雀
キビタキ
黄鶲
黄眉姫鶲
キョウジョシギ
京女鷸
翻石鷸
キレンジャク
黄連雀
太平鳥
ギンザンマシコ
銀山猿子
松雀
クサシギ
草鷸
白腰草鷸
クマゲラ
熊啄木鳥
黒啄木鳥
クロガモ
黒鴨
黒海番鴨
クロサギ
黒鷺
岩鷺
クロツグミ
黒鶫
鳥灰鶫
ケワタガモ
毛綿鴨
王絨鴨
コアカゲラ
小赤啄木鳥
小斑啄木鳥
コアジサシ
小鯵刺
白額燕鴎
ゴイサギ
五位鷺
夜鷺
コガモ
小鴨
緑翅鴨
コガラ
小雀
褐斗山雀
コゲラ
小啄木鳥
小星斗啄木鳥
コサギ
小鷺
白鷺
コサメビタキ
小鮫鶲
北灰鶲
コシジロウミツバメ
腰白海燕
白腰叉尾海燕
コスズガモ
小鈴鴨
小潜鴨
コノハズク
木の葉木莵
紅角鴞
コハクチョウ
小白鳥
小天鵝
コマドリ
駒鳥
日本歌鴝
コミミズク
小木莵
短耳鴞
コルリ
小瑠璃
藍歌鴝
サカツラガン
酒面雁
鴻雁
ササゴイ
笹五位
緑鷺
サメビタキ
鮫鶲
鳥鶲
サンコウチョウ
三光鳥
紫寿帯
シジュウカラ
四十雀
大山雀
シマアジ
縞味
白眉鴨
シマフクロウ
島梟
毛脚魚鴞
シメ
錫嘴雀
ジュウイチ
十一
棕腹杜鵑
ジョウビタキ
尉鶲
北紅尾鴝
シラコバト
白子鳩
灰斑鴿
シロハラ
白腹
白腹鶫
スズガモ
鈴鴨
斑背潜鴨
スズメ
麻雀
ダイサギ
大鷺
大白鷺
ダイシャクシギ
大杓鷸
白腰杓鷸
ダイゼン
大膳
灰鴴
タカブシギ
鷹斑鷸
林鷸
タヒバリ
田雲雀
水鷚
タマシギ
玉鷸
彩鷸
タンチョウ
丹頂
丹頂鶴
チョウゲンボウ
長元坊
紅隼
ツグミ
斑鶫
ツツドリ
筒鳥
中杜鵑
ツバメ
家燕
ツバメチドリ
燕千鳥
普通燕鴴
トウゾクカモメ
盗賊鴎
中賊鴎
トビ
トラツグミ
虎鶫
虎斑地鶫
ナベヅル
鍋鶴
白斗鶴
ニシコクマルガラス
西黒丸烏
寒鴉
ノグチゲラ
野口啄木鳥
沖縄啄木鳥
ノジコ
野路子
硫黄鵐
ノスリ
普通鵟
ハイイロガン
灰色雁
灰雁
ハクガン
白雁
雪雁
ハシビロガモ
嘴広鴨
琵嘴鴨
ハシブトガラス
嘴太烏
大嘴烏鴉
ハシボソガラス
嘴細烏
小嘴烏鴉
ハマシギ
浜鷸
黒腹浜鷸
ヒシクイ
菱喰
豆雁
ヒドリガモ
緋鳥鴨
赤額鴨
ヒバリ
雲雀
云雀
ヒレンジャク
緋連雀
小太平鳥
フクロウ
猫頭鷹
ブッポウソウ
仏法僧
三宝鳥
ベニヒワ
紅鶸
白腰朱頂雀
ペリカン
伽藍鳥
鵜鶘
ホオアカ
頬赤
栗耳鵐
ホオジロ
頬白
三道眉草鵐
ホシガラス
星烏
星鴉
ホシハジロ
星羽白
紅斗潜鴨
ホトトギス
不如帰
小杜鵑
マガモ
真鴨
緑斗鴨
マガン
真雁
白額雁
マナヅル
真鶴
白枕鶴
マヒワ
真鶸
黄雀
マミジロ
眉白
白眉地鶫
ミコアイサ
巫女秋沙
斑斗秋沙鴨
ミソサザイ
鷦鷯
鷦鷯
ミフウズラ
三斑鶉
棕三
ミヤコドリ
都鳥
蛎鷸
ミヤマガラス
深山烏
禿鼻烏鴉
ムギマキ
麦蒔
鴝姫鶲
ムクドリ
椋鳥
灰椋鳥
ムナグロ
胸黒
金鴴
メジロ
目白
暗緑綉眼鳥
メジロガモ
目白鴨
白眼潜鴨
ヤマガラ
山雀
染色山雀
ヤマゲラ
山啄木鳥
灰斗緑啄木鳥
ヤマシギ
山鷸
丘鷸
ヤマセミ
山翡翠
冠魚狗
ユリカモメ
百合鴎
紅嘴鴎
ヨタカ
夜鷹
普通夜鷹
ライチョウ
雷鳥
岩雷鳥
ルリビタキ
瑠璃鶲
紅脇藍尾鴝
レンカク
連角
水雉

 
三光鳥
サンコウチョウ
三斑鶉
ミフウズラ
三趾鷸
ミユビシギ
三趾鴎
ミツユビカモメ
三趾啄木鳥
ミユビゲラ
三日月縞味
ミカヅキシマアジ
五位鷺
ゴイサギ
五色鶸
ゴシキヒワ
八色鳥
ヤイロチョウ
八角鷹
ハチクマ
八哥鳥
ハッカチョウ
十一
十一
ジュウイチ
十二
十二紅
ヒレンジャク(漢名)
十二黄
キレンジャク(漢名)
十二雀
コガラ(別称)
三十三
三十三才
ミソサザイ
四十
四十雀
シジュウカラ
五十
五十雀
ゴジュウカラ
百合鴎
ユリカモメ
百舌
モズ
百千鳥
ももちどり(色々な小鳥説など)
千歳
ツル(別称)
千鳥
ちどり

鳰の海
におのうみ
琵琶湖の異称。
鵜呑み
うのみ
物事の真意を理解せずに受け入れる事。
鷹揚
おうよう
(鷹が悠然と空を飛ぶように)小さな事にこだわらず、ゆったりとしているさま。
鷹派
たかは
武力解決をしようとする強硬派。
相手と妥協せず、強行に事を運ぶ人。
隼人
はやと
鹿児島県の男性。
鴨脚樹
いちょう
イチョウの別名。
宋音のヤーチャオに由来。
鴨脚
おうきゃく
イチョウの別名。
宋音のヤーチャオに由来。
鴨緑江
おうりょっこう
北朝鮮と中国の間の川。
鴨居
かもい
引き戸などの上部に渡した、溝のある横木。
鴨池
かもいけ
野生の鴨を呼び寄せて狩猟をする池。
鴨川
かもがわ
京都市。
高野川との合流点から、上流が加茂川、下流が鴨川。
鶴首
かくしゅ
(鶴のように首を長く伸ばし)今か今かと待ちわびること。
鶴寿
かくじゅ
(鶴は千年のたとえから)長命。
鶴髪童顔
かくはつどうがん
頭の髪は白いが、顔は若々しいこと。
鶴翼の陣
かくよくのじん
兵法で、鶴が翼を広げた形に兵を配置し、包囲する陣形。
鴎盟
おうめい
鴎と友達になる盟(ちかい)をする意から、俗世間を離れた風変わりな交わり。隠居して風月を楽しむこと。
梟悪
きょうあく
極悪な行い。
梟首
きょうしゅ
処刑した首を木にさらす。
梟将
きょうしょう
勇ましい大将のこと。
梟木
きょうぼく
さらし首を載せる木。
梟名
きょうめい
武勇の誉れ。
梟雄
きょうゆう
残忍で強く荒々しいこと。
梟勇
きょうゆう
強く勇ましいこと。
さけ
フクロウの古名。
鴟梟
しきょう
フクロウの別名。
凶悪な者のたとえ。
梟師
たける
古代、威を振るっていた勇猛な種族の長。
鳩居
きゅうきょ
(鳩は巣を作るのがへたなため、カササギの巣に入る意から)
妻が自分で家を持つことができず、夫の家を自分の家とするたとえ。
鳩尾
みぞおち
胸骨の剣状突起の下部。
燕雀
えんじゃく
度量の小さい人物。
雀斑
じゃくはん
そばかす
そばかす
明け烏
あけがらす
明け方に鳴くカラス。
男女の交情の夢を破るつれないもの。
烏合
うごう
規律も統一もなく寄り集まること。
烏鷺
うろ
カラスとサギ。黒と白。囲碁。
烏の足跡
からすのあしあと
目尻の小皺。
三羽烏
さんばがらす
特に優れた三人。
古来、カラスは熊野の神の使い。
傷を癒す三羽のカラスを見て発見した有馬温泉から。
温泉のありかを教えてくれた三羽のカラスだけが有馬に住むことを許され、『有馬の三羽カラス』と呼ばれた。