ナキイスカ |
元々はシマイスカ(嶋交喙)と呼ばれていたが、鳴交喙と誤記された。
シマは北海道のこと。 |
ナベヅル |
鍋のように黒い |
ニュウナイスズメ |
入内
内裏(だいり)に上がること |
新しい穀物を新嘗(にいなめ)
人より先に新嘗を食べる鳥でニイナメ、転じてニュウナイスズメ。
未熟な稲の種子を好んで食べるという説も。
かつてニュウナイスズメは秋になると北方から大群で飛来して稲作に被害を与えた。 | |
ニュウは黒子(ほくろ)のことで、雀のように頬に黒い斑がないので。 | |
津軽領内に入内という地があり、ここで初めて捕獲された。 | |
ノグチゲラ |
長崎県出身、通訳として活躍した野口源之助氏が標本採集。 |
ノゴマ |
喉紅鳥(のごとり)→のご
コマドリに似ているのでノゴマに変化。 |
ノジコ |
野地子、野路子、
野地 (草原)で見られるから。 |
ノスリ |
野原の上を滑翔するので野擦り |
他の鳥の獲物を横取りすることもある。
野生のスリでノスリ。 | |
韓国では猛禽類にスリと付くものが多い。
野原の猛禽類で野スリ。
他に、アビは韓国語でもアビ。
ツルはツルミ。 | |
ノスリの古名はノセ。セはセウ(兄鷹)の略。従って野原に居る雄の鷹。 |