オスメス

 

♂と♀
 

 
アオツラカツオドリ
♀の嘴は緑がかる。
アオバズク
♂の方が縦斑が太くて濃い。
アカショウビン
♀は色が淡い。
アカモズ
額の白い部分は♂のほうが大きい。
♀の額の白と茶褐色の境界は灰色がかる。
頭上から背の体上面の色もくすんでいる。
脇に波状の斑が出る。
イソシギ
成鳥♂の胸は白っぽい
腹が膨らむ感じ。
全体的にすっきりしている。
♀は胸が膨らむ。
ウトウ
♂の嘴高、頭長、ふ蹠長は♀より大きい。
オオジシギ
尾羽が14枚の個体は♀
16枚の個体は75%が♀
18枚の個体は♂が83%
オオセッカ
 
♂の嘴は繁殖期に黒くなる。
♀は翼長と尾長がほぼ同じ長さだが、♂は尾長が1.25倍。
オオソリハシシギ
♂の嘴は短い(♀11cm、♂8cm)
繁殖羽は♂の方が濃い。
オオミズナギドリ
嘴先端の嘴高 
10.8mm以上
10.3mm以下
カモメ
個体差があるので数字は重複するが、♀は自分より大きな♂を選ぶのでペアでは大きい方が雄。
カルガモ
♂は上尾筒、下尾筒が黒。
♀は全体的に淡色。
♀の三列風切の外弁に褐色が混ざる。
カワウ
♂が巣材運び、♀が組み立てる。
カワセミ
♀は♂よりも鮮明さや美しさが劣る。
キジバト
巣材を運ぶのは♂。
組み立てるのは♀。
♂が大
♂は肩羽や雨覆、三列風切などの赤褐色の羽縁が太く濃い。
頸から胸にかけて♂は灰色味、♀は茶色味。
キレンジャク
♂の初列風切の先端に白斑。(♀は外弁先端のみ白斑)
クロサギ
♂は冠羽が多い。
♀や若鳥は嘴が黒っぽい。
コサギ
♂は♀より体重が25%重い。
ゴジュウカラ
♂は脇、下尾筒の色が濃い。
コジュケイ
♂には距がある。(♀にも稀に存在する)
コチドリ
過眼線が♂は黒っぽい
♂は体が大きめ、アイリングが太い、首輪の黒が太い
コミミズク
♂は♀より淡色。
♂が巣材を運び、♀が組み立てる。
セグロセキレイ
♂の背は頭や胸と同じように黒い。
セッカ
♂は会合線から口角にかけて黒い。
 
頭部上面
口中
繁殖期の♂
一様に褐色
縦斑
肉色
タンチョウ
♂が先に『クルゥー』と伸ばして鳴く。
その後、♀が『クワッ クワッ』とか『カッ カッ』と短く二声
チュウサギ
繁殖期の飾り羽は♀の方が短い
ツグミ
♂は背、翼が黒っぽい。
ツバメ
♂の喉は♀より赤い。
頭部の裸出部は♀が大。
トキ
 
体重
体型
1,800~2,000g
1,450~1,600g
頭部
顔の裸出部が大きい
嘴は太い
嘴の長さ18cm
顔の裸出部が小さい
嘴は細い
嘴の長さ16cm
行動
幼鳥のときから強い食欲
食べる量が多い
仲間とよく争う
 
食べる量は少ない
おとなしい
人を恐れる
トラフズク
♂は羽色が濃く、胸の縦斑が太い。
ノスリ
♂は上面が黒い
♀は脛羽に横斑がある
ハシブトガラス
嘴の長さ ♂ 6~7cm
       ♀ 5~6cm
バン
額板は♂の方が大きいことが多い。
ヒバリ
♂の後趾の爪は大変長く、♀は短い。
ヒレンジャク
♀の初列風切内弁の白斑が細く、最外側は白くない。
マナヅル
♂は灰色が濃い。
ムクドリ
♂は頭部に光沢がある。
♂は頭上から頸、胸にかけて黒味が強い。
♀は全体に褐色味が強い
メジロ
♂は脇腹の羽色が濃い。
♂は喉と下尾筒の黄色が鮮やか。
腹部の中央に黄色っぽい縦線があり、胸と下尾筒に繋がる
跗蹠の基部を覆う羽毛や眼先の黒っぽい過眼線の上縁から上嘴の基部に沿っての羽毛は♂の方が黄色味が強い。
♂は頑丈な体格
♂は目が鋭い
声 
♂『ツィー』 尻上がりの強い声
♀『チー』 弱い低めの声
ヤマガラ
♀は体色が淡く、きゃしゃ。
ヤマショウビン
♀は首や胸が錆び色を帯びる。
ルリカケス
♂は胸と背の青が大きく鮮やか。
喉の白色部もオスは目立つ。
連尺
喉の部分と胸の部分の黒の境界線がハッキリしているものが♂

 
 
♂が大
♂の間で競争が激しい種
♀が大
♀の間で競争が激しい種
 
大型の♂が有利
地上で戦う種
エリマキシギ
小型の♂が有利
空中で戦う種
ハマシギ

オスが大
ウグイス
オスがやや大
アビ
アホウドリ
カモ目
カラス科
トキ
メスがやや大
オオハシシギ
オグロシギ
グンカンドリ
タカ目
ハマシギ
フクロウ目
メスが大
オオソリハシシギ
ダイシャクシギ
ハイタカ
レンカク

 

オス
早起き
夕方遅くまで活動
長生き
♀の死亡率が高い理由
縄張りを持つ♂に比べ、生まれた場所から離れる。
抱卵の負担。
♂が子育てするヒレアシシギでは♂の死亡率が高い。
染色体がヘテロで劣性遺伝が起こりやすい。

 

 
ヤマガラ
シジュウカラ
翼長
♂が大
♂が大
尾長
♂が大
♂が大
跗蹠
 
♂が大
体重
 
♂が大

 
イエスズメの♂と♀は異なった模様だが、どちらも地味。
保護色では、これが異なる理由は説明できない。
人には判らないが、性淘汰が働いて模様が異なっている。
♂の性淘汰形質が遺伝により現れている。
  
 
雄化
メスの羽衣が雄化したもの。
カモなどで多く観察される。
文鳥、サンコウチョウでも記録あり。
幼鳥でもみられ、老齢化に伴う雄化ではない。
カモ類の雄化個体は誇示行動は見られず、また他の雄からの求愛行動もない。
卵巣が退縮
 
 
哺乳類
XY
XX
鳥類
ZZ
ZW
染色体異常
哺乳類
XXY
 
鳥類
ZZW
性成熟時
ZZW
孵化時
 
ZWW
(生存できず)
Z染色体はW染色体より大きく、遺伝子も多く含まれる。
 
哺乳類では、基本形は♀。Sry遺伝子が働くと♂になる。
鳥類では、基本形は♂。Dmrt1遺伝子を抑制すると♀になる。
 
性決定
Wドミナント説
W染色体上に♀(卵巣)遺伝子が存在
Z遺伝子量説
Z染色体の数(遺伝子量)が多ければ♂(精巣)