動植物

 

動植物
 
 
植物など
アイスフォーゲル
洋種アジサイの一品種
ドイツ語でカワセミのこと
ウグイスカグラ
鶯神楽(鶯隠れ説なども)
うずら豆
インゲンマメの一種。ウズラの卵の模様に似る。
ウダイカンバ
鵜松明樺
鵜飼の松明(たいまつ)は雨の中でも消えないことから。
オオイヌノフグリ
英名 Bird’s eye  可憐な花を鳥の目にたとえた。
オダマキ
学名のアキレギアAquilegiaはラテン語のaquilaから
曲がった距の部分が鷲の爪に似ているから。
英名columbineコロンバイン 
ラテン語のコロンバ(ハトのこと)
     逆さに開いた花を、羽を広げた鳩にたとえた。
     輪になって水を飲む鳩の姿
オトギリソウ
鷹の傷を治す秘薬がオトギリソウであることが漏れた。
鷹匠の兄は怒って秘密を漏らした弟を斬殺した。
オーニソガラム
Ornithogalum ラテン語のオルニスornis(鳥)+ガラgala(牛乳)
カスマグサ
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさなので、カとスの間という意味。
カノツメソウ
タカノツメソウの『タ』が抜けた。
上の方の葉は三出葉で先がとがる。
カモガヤ
英名 Cock’s-foot(雄鶏の脚)これを鴨(ダック)と間違えて和名となる。
カモメヅル
葉が対生でカモメが翼を広げた姿に似る。
カモメラン
鴎蘭ではなく、鴨目蘭
唇弁の小さな斑紋が鴨の胸の斑紋に似る。
カラスウリ
中国では昔、『がろう』、『くろう』と呼ばれ、カラスの声に似ることから。
人が食べないので、カラスが食べるかもと考えて。
(唐朱瓜説も)
カラスザンショウ
サンショウに似るが食用に適さない。
カラスノエンドウ
実が熟すと真っ黒になるので。
カラスムギ
和名は人間の食用には適さないため。
別名 燕麦(エンバク)
属名は鳥
カリガネソウ
花が、家紋の『結び雁金』に似る。
ガンクビソウ
雁首(キセルの先端)に似る。
キウイフルーツ
果実がキーウィに似る。
キジムシロ
葉を放射状に広げ、葉の先に花が付くので、
キジが座っていた後のように見える。
クサノオウ
属名は燕から。
燕が雛の視力を高めるため、草の液で眼を洗うという言い伝え。
英名 スワロー・ウォールト(ツバメの草)
グースベリー
酸味があり、ガチョウ料理に合うから。
クランベリー
ツルコケモモを英語でクランベリー
突き立った花穂をの姿に見立てた。
ケイトウ
雄鶏の鶏冠に似ることから。
英名 コックコウム cockscomb 、ドイツ語のハーネンカムも同じ
学名のクリスタータは鶏の鶏冠状の意味。
ゲンノショウコ
学名のゲラニウムGeraniumはギリシャ語のgeranosから
実の形に由来。
サギゴケ
ゴマノハグサ科。
花の形が鷺に似る。
サギスゲ
カヤツリグサ科。
白い綿毛を白鷺に見立てた。
サギソウ
ラン科。
白鷺が羽を広げた姿に似る。
ゼラニウム
英名 geraniumゼラニウム ラテン語でゲラニウム
ギリシャ語のゲラノスgeranos()から
果実が鶴の嘴に似る。
英語ではこの花をクレーンズ・ビルともいう。
独名 シュトルヒ・シュナーベル
シュトルヒはコウノトリ
シュナーベルは嘴
タカノツメ
三小葉が鷹の爪を思わせる。
チドリノキ
翼果が直角に開き、千鳥の飛ぶ姿に似る。
ツバメオモト
イワツバメが飛び交う頃に花が咲く。
果実の色がツバメの色
ツメクサ
葉が細くて先がとがる。
この葉が猛禽類の脚の爪に似る。
ツルラン
花がタンチョウに似る。
トキソウ
美しい朱鷺色なので。
トリアシショウマ
若芽が鳥の脚に似る
ハクサンチドリ
花が飛んでいる千鳥に似る。
ヒエンソウ
飛燕草
花の形が飛んでいる燕に似る。
別名チドリソウ
英名ラークスパー
ラークはヒバリ、スパーは距(けずめ)
ヒヨドリジョウゴ
鵯上戸
ヒヨドリが好んで食べ、酔っ払って見えることから
ヒヨドリバナ
鵯花
ヒヨドリが山から下りてきて、たくさん鳴く時期に花を咲かせるから。
ペラルゴニュウム
ギリシャ語のpelargosコウノトリ由来(嘴の形)
ホトトギス
花の模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似る。
マイヅルソウ
葉が羽ばたいている鶴に似る
ミヤコグサ
英名Bird’s foot trefoil 莢が鳥の脚に似る。
ミヤマウズラ
葉の模様がウズラに似る。
ミヤマコウゾリナ
属名は鷹から。
鷹が雛の視力を高めるため、草の液で眼を洗うという言い伝え。
杜鵑花
サツキ
中国では杜鵑と書くとツツジのこと
日本では杜鵑は鳥のホトトギス類なので、杜鵑花でサツキと読む。
ハトムギ
鳩とは無関係。多収が可能で、八斗(はっと)
フウチョウソウ
鳥のフウチョウとは無関係。
風蝶草。
ヤマドリゼンマイ
ヤマドリとは無関係。山で採れるゼンマイ
Arenaria
アレナーリア (砂地に棲む者)
ノミノツヅリ(植物)の属名
キョウジョシギの属名でもある
Oenanthe
オイナンテ(ブドウの花盛り)ブドウの花の咲く頃ギリシャに現れる
ハシグロヒタキの属名
セリ科のセリの属名
きのこ
カラスタケ
色が黒い
ツルタケ
すらりとした形から
トキイロラッパタケ
鴇色
トンビマイタケ
鳶色
動物
オウチュウ
鳥秋
黒いので『カラス』、『秋』=鳥がヒラヒラと舞う。
昆虫
アゲハ
英名 スワローテール 燕の尾
ウズラカメムシ
鶉亀虫
模様が鶉に似る。
ガガンボ
英名cranefly クレーンフライ
を連想させることから。
和名は『蚊のお母さん』という意味。
蚊に似ているがハエ目ガガンボ科
カッコウムシ
郭公虫
ハチノスカッコウムシの幼虫は、蜂の巣の中で蜂の幼虫を食べて育つ。
学名Cleridaeは『蜂の巣を加害する甲虫』
カッコウも他の鳥の巣を加害するので、郭公虫と名付けられた。
カラスアゲハ
烏揚羽 色が黒い。
英名 チャイニーズピーコック 孔雀と付く。
クサヒバリ
声が雲雀に似るという説も。
シギゾウムシ
鴫象虫
シギのように長い口吻。
スズメガ
雀蛾
大型の蛾
スズメバチ
雀蜂
日本最大の蜂。
ツバメガ
燕蛾
ニシキオオツバメガは尾状突起があり、世界一美しい蛾
ツバメシジミ
燕小灰蝶
尾状突起がある。
テントウムシ
英名レディーバードは聖母の鳥 (lady beetleとも)
トビイロケアリ
鳶色毛蟻
色が鳶色
トビサルハムシ
鳶猿葉虫
鳶色
フクラスズメ
成虫は丸くて毛が多い。
雀が冬に羽毛を立てて丸くなる姿に見立てた。
アオカリガネエガイ
青雁江貝
フネガイ科
アオサギ
青鷺
ニッコウガイ科
ウグイスガイ
鶯貝
ウグイスガイ科の二枚貝。
ウノアシ
鵜の足
ユキノカサガイ科
水鳥の水かきに似る。
エボシガイ
烏帽子貝
エボシガイ科の節足動物。
オウムガイ
オウムガイ目
オウムの嘴に似ている。(オウムガイの方が先輩だが)
オオタカノハガイ
大鷹の羽貝
フネガイ科
模様が鷹斑
オオトリガイ
大鳥貝(鳳貝)
バカガイ科
カゴメミヤコドリ
籠目都鳥
アマオブネガイ科
色が白く、ユリカモメを連想。
カモメガイ
鴎貝
ニオガイ科の二枚貝。
(学名に鎌倉が使われている)
カラスガイ
烏貝
イシガイ科の二枚貝。色が黒い。
カワチドリ
川千鳥
スズメガイ科
ゴイサギ
五位鷺
ニッコウガイ科
コウライウグイス
高麗鶯
ウグイスガイ科の二枚貝。
コガモガイ
小鴨貝
ユキノカサガイ科
『木漏れ日小鴨貝』もある
コケガラス
苔烏
イガイ科
サギガイ
鷺貝 
ニッコウガイ科の二枚貝。
色が白く、翼に似た形から。
スジウズラガイ
筋鶉貝
ヤツシロガイ科
スズメガイ
雀貝
スズメガイ科の巻貝。
タカノハガイ
鷹の羽貝
ユキノアシタガイ科
鷹斑
チドリガサ
千鳥笠
ニシキウズ科
ツバメガイ
燕貝
ウグイスガイ科
トリガイ
鳥貝
ザルガイ科
黒紫色の足が、ひよこが脚を屈めている姿に似る。
味が鶏肉に似ているという説も。
英名egg cockle
ニオガイ
鳰貝 
ニオガイ科の二枚貝
尖っている部分がカイツブリの嘴に似る。
(英名はEngel wing)
(ハネガイ)
羽貝
ミノガイ科
羽に似る。
ヒバリガイ
雲雀貝
イガイ科の二枚貝。
フクラスズメ
脹ら雀
ウグイスガイ科
ホウオウガイ
鳳凰貝
ホウオウガイ科
ホトトギスガイ
杜鵑貝
イガイ科
ホトトギスの羽模様に似る。
ヤマホトトギス
山杜鵑
イガイ科
ホトトギスガイに似る。
イカ
烏賊(イカ)
イカは漢字で『烏の賊』と書く。
『イカが海面に浮いているとカラスはイカが死んだものと思い、食べようと降りてくる。
その瞬間、イカがカラスの足に絡みつき逆にカラスを食べてしまう。』という中国の伝説による。
(からすとんび)
烏鳶
蛸や烏賊の口にある上下顎に相当する顎板。
魚類
インコハゼ
ハゼ科
ウミスズメ
海雀
ハコフグ科
カッコウナマズ
ナマズ目
托卵性
カモハラギンポ
人名
カラスガレイ
烏鰈
カレイ科
色が黒い。
カラスギンポ
スズキ目
クロサギ
黒鷺
スズキ目クロサギ科
黒くてイサキに似ている。
サギフエ
鷺笛
ヨウジウオ科。
シジュウカラ
ブダイ科
(英名はパロットフィッシュ)
シマアジ
伊豆諸島や太平洋岸の島々で獲れるので『島鯵』。
縦縞があるから『縞鯵』。
スズメダイ
雀鯛
スズキ目スズメダイ科の海水魚。
ツバクロエイ
燕海鷂魚
ツバクロエイ科
鰭が長い。
ツバメウオ
燕魚
スダレダイ科の海水魚。
ツバメノコノシロ
燕鮗
スズキ目
尾鰭が長く伸びている。
トリカジカ
見た目が鶏のようだから。
マダラトビエイ
上から見ると鳶に似ているから。
ヤマドリ
スズキ目
体色が似る。
ルリスズメダイ
瑠璃雀鯛
♀をコバルトスズメとして販売されることも。
ワカサギ
若鷺
ワカ=弱々しい サギ=白く清楚、小魚などの意味。
 

座敷鷹
江戸時代の一時期、蜘蛛の一種ハエトリグモに蝿を捕らせる遊びが流行。