赤い羽根

 

赤い羽根共同募金
 

『羽根』となっているが、学問的には『羽毛』
正羽
翼や尾羽ではなく、体羽。
白い鶏の羽毛を赤い染料で染めている。

 
 

主催
社会福祉法人中央共同募金会
開始年
昭和22年
期間
10月1日~12月31日
材料
鶏の羽
使用国
『赤い羽根』は日本と南アフリカだけ。
輸入元
中国
コスト
一本2.6円
製作数
毎年5,000万本
制作費
130,000,000円?
募金額
220億円
募金比率
戸別集金が74%
街頭募金は2%

 

製作方法
鶏の羽根を集める
手でほぐす
洗剤で洗う
赤い染料を溶かした熱湯に入れる
30~40分煮る
自然乾燥
乾燥機でさらに乾燥
手作業で針を付ける

 

米国で1928年に始まり、先住民族が勇者の頭に赤く染めた鳥の羽根を付けたことから、勇気や善行のシンボルとして採用された。
しかし、現在『赤い羽根』を採用しているのは日本と南アフリカだけ。

 
 

問題点
戸別集金では、半強制的な集金となることも。
集金した金の配分が不透明。
社会福祉法人の賃金は年功序列で勤続年数と共に上昇。
役人の子の就職先
法人間を渡り歩き、高額な退職金を得る官僚OBの存在。

 
 

緑の羽根
国土緑化推進機構
青い羽根
日本水難救済会
白い羽根
日本赤十字社(昭和31年終了)
黄色い羽根
交通安全協会
黄色い羽根
腎臓移植推進
水色の羽根
漁船海難遺児育英会
黒い羽根
炭坑事故罹災遺家族の援助(現在は使用されていない)