畳文

 

あのカッコウは企んだ、あの格好は托卵だ

あのかっこうはたくらんだ

「雨、ひどいわ」、「アメヒド、岩!」

あめひどいわ

いかがわしい、加賀、鷲

いかがわし

老いた鷲、いなくなった、お労しい、亡くなった

おいたわしいなくなった

オナガ飼った、尾、長かった

おながかった

泳ぎなら鵜よ、泳ぎ習うよ

およぎならうよ

カッコウよ、飼った、格好良かった

かっこうよかった

カナリアくどいな、かなりあくどいな

かなりあくどいな

鴨、目立ってきた、カモメだって来た

かもめだってきた

シジュウカラ飼った、始終からかった

しじゅうからかった

十一月一日、ジュウイチが突いた、血

じゅういちがつついたち

ジュウイチ、バン、目立った、十一番目だった

じゅういちばんめだった

ジュウイチ沸いた、十一羽いた

じゅういちわいた

探鳥、面白い、タンチョウ、尾も白い

たんちょうおもしろい

朱鷺、放つ時は夏

ときはなつ

ハイタカは、いたか

はいたか

ハイタカ類はいた、軽い

はいたかるい

バン、三回晩餐会

ばんさんかい

ホシガラス的、星柄、素敵

ほしがらすてき

真っ白、潔い、真っ白い鷺、良い

まっしろいさぎよい

ミミズ喰い、亡くなった、ミミズク居なくなった

みみずくいなくなった

モズ類もズルい

もずるい

ロビン横、ヨロビン横よ

ろびんよこよ

 

 

意志が強い、四月よ

いしがつよ

忙しい蘇我氏

いそがし

いつ、蟹食べようかな、五日に食べようかな

いつかにたべようかな

今、泣かない、茉奈佳奈

いまなかな

今治が生んだ、今治ガウンだ

いまばりがうんだ

今治が生んだ、着心地良い今治ガウン、抱き心地良い

いまばりがうんだきごこちいい

イワナ買ったの、言わなかったの

いわなかったの

イルカ類居る、軽い

いるかるい

「うん、この香り、ウンコの香り」

うんこのかおり

「買いだめよ」、「貝、ダメよ」

かいおだめよ

外観がイカン

がいかん

外国人が異国人

がいこくじん

外人が偉人

がいじん

重なった傘、鳴った

かさなった

葛飾区内の蚊、勝つ資格無いのか

かつしかくないのか

蟹が買った蚊、苦かった

かにがかった

カバ、助っ人か、バスケット

かばすけっと

蚊類、軽い

かるい

軽い腎炎か、類人猿

かるいじんえん

教授、ウニ頼む、「今日中に頼む」

きょうじゅうにたのむ

「合コン、下火なんだ」、合コンした美男だ

ごうこんしたびなんだ

「厚生省、書面、どう提出するの」、「公正証書、面倒、提出するの」

こうせいしょうしょめんどうていしゅつするの

この白さ、コノシロさ

このしろさ

「こぼしたジュース、廃液でしょうか」、

「こぼしたジュースは、胃液で消化」

こぼしたじゅーすはいえきでしょうか

鯖、期待、捌きたい

さばきたい

産後鬱、櫛買った、珊瑚、美しかった

さんごうつくしかった

シマウマ類仕舞う丸井

しまうまるい

シロクマ類、白く丸い

しろくまるい

好かん、ナス缶

すかんな

大変だ、鯛、変だ

たいへんだ

超人気者になれた町人、着物に慣れた

ちょうにんきものになれた

妻ら、亡くなった、つまらなくなった

つまらなくなった

「土地買うよ」と、誓うよ

とちかうよ

友達に頼み、ヅラ買った、友達に、頼みづらかった

ともだちにたのみづらかった

和やかな名古屋かな

なごやかな

馴染んだな、ジンだ

なじんだ

ノミ、たかったの、見たかった

のみたかった

拝観は遺憾

はいかん

敗退は痛い

はいたい

八階は近い

はちかい

蜂が強かった八月、良かった

はちがつよかった

蜂がつついた、血よ、八月一日よ

はちがつついたちよ

蜂が強そう、八月よそう

はちがつよそう

離れない那覇、慣れないな

はなれないな

某公園で観戦し、膀胱炎で感染死

ぼうこうえんでかんせんし

誇らしい鉾らしい

ほこらしい

マスターどうかしている、マスタード浮かしている

ますたーどうかしている

町、どお?椎茸伸びた?待ち遠しい、竹伸びた

まちどおしいたけのびた

役だったヤクだった

やくだった