ウォーキングホッピング

 

鳥は、ウォーキングの方が基本で、ホッピングは

枝から枝への足運びが地上でも応用されたもので、

ホッピングをするのは陸鳥だけで、

しかも樹上性の鳥に限られるようです。

 

 

両足

足が地面からはなれる時間

速度

ホッピング

同時に出す

両足が地面から離れている時間が有る

速い

ランニング

交互に出す

両足が地面から離れている時間が有る

速い

ウォーキング

交互に出す

どちらかの足が、常に地面についている

遅い

ホッピングとランニングは膝や足首の動きの特徴が同じ。

ウォーキングはホッピングやランニングとは運動の性質がかなり違う。

ホッピング

両脚をほぼ揃えて行う

スズメなどの小鳥類

左右の脚を前後にずらして行う

カラスなど

ホッピングからしだいにランニングに移行することも多い。

ランニング

速度を速めるときは、一歩を長くすることが多い。

ウォーキング

速度を速めるときは、脚を素早く動かすことが多い。

首を振る鳥は、一歩を長くすることが多い。

首を固定したまま小走り

チドリ

首を振りながら歩く

ハト、バン、コジュケイ、ムクドリ

 

ホッピングは素早く動き回るには適しているが、ウォーキングよりエネルギーを多く必要とするので、大型の鳥や長距離の歩行には適していない。

ホッピングでは、脚の腱がバネの働きをする。

 

 

ウォーキング派

両方派

ホッピング派

大型の鳥に多い

地上性の陸鳥

多くの水鳥

指の長い鳥

歩く専門家の鳥

 

小型の鳥に多い

樹上性の鳥

 

 

非スズメ目

ミズナギドリ目

カイツブリ目

ペリカン目

コウノトリ目

カモ目

キジ目

ツル目

チドリ目

ハト目

カッコウ目

フクロウ目

ヨタカ目

カワセミ科

ヤツガシラ科

ウ科

タカ目

 

アビ目

ブッポウソウ科

キツツキ目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アホウドリ

クロアシアホウドリ

コアホウドリ

オオミズナギドリ

カイツブリ

オオグンカンドリ

ヨーロッパヒメウ

カツオドリ

ハチクマ

トビ

オオワシ

カンムリワシ

ハイタカ

オオタカ

ノスリ

ハヤブサ

シマフクロウ

シロフクロウ

ヨタカ

クイナ

バン

キジ

コジュケイ

ツバメチドリ

タゲリ

ケイマフリ 

ツノメドリ

エトピリカ

カラスバト

コミミズク

カワセミ

ミナミベニハチクイ

ヤツガシラ

カワウ

ウミウ

サシバ

ハリスホーク

アリスイ

 

オオハム

ウミウ(巣立ち雛)

ヒメウ(巣立ち雛)

チョウゲンボウ

ブッポウソウ

コゲラ

オオアカゲラ

アカゲラ

アオゲラ

ヤマゲラ

スズメ目

ヒバリ科

ツバメ科

セキレイ科

カワガラス科

ヤイロチョウ科

イワヒバリ科

大型ツグミ

ムクドリ科

カラス科

 

ヒヨドリ科

モズ科

レンジャク科

ミソサザイ科

ツグミ科(小型)

ウグイス科

ヒタキ科

エナガ科

シジュウカラ科

ゴジュウカラ科

メジロ科

ミツスイ科

ホオジロ科

アトリ科

ハタオリドリ科

オウチュウ科

ハマヒバリ

ツバメ

コシアカツバメ

イワツバメ

ツメナガセキレイ

キガシラセキレイ

セグロセキレイ

ビンズイ

タヒバリ

カワガラス

ワタリガラス

ヒバリ

キセキレイ

ハクセキレイ

イワヒバリ

カヤクグリ

オガワコマドリ

トラツグミ

クロウタドリ

ツグミ

ヤブサメ

キヅタアメリカムシクイ

ホオジロ

ホオアカ

シマアオジ

アオジ

オオジュリン

ユキホオジロ

カワラヒワ

ベニヒワ

シメ

 

ムクドリ

ギンムクドリ

ホシムクドリ

オナガ

カササギ

コクマルガラス

ミヤマガラス

ハシボソガラス

ハシブトガラス

 

ヤイロチョウ

シロガシラ

ヒヨドリ

モズ

ヒレンジャク

ミソサザイ

ヤマヒバリ

コマドリ

ノゴマ

コルリ

ルリビタキ

ジョウビタキ

ノビタキ

サバクヒタキ

イソヒヨドリ

マミジロ

オオトラツグミ

クロツグミ

アカハラ

アカコッコ

シロハラ

マミチャジナイ

ウグイス

キクイタダキ

キビタキ

オオルリ

エゾビタキ

メボソムシクイ

エナガ

コガラ

ヒガラ

ヤマガラ

シジュウカラ

ゴジュウカラ

メジロ

メグロ

カシラダカ

ミヤマホオジロ

クロジ

アトリ

マヒワ

ハギマシコ

オオマシコ

イスカ

コイカル

イカル

ニュウナイスズメ

スズメ

カケス

ルリカケス

ホシガラス

 

ダチョウ

キーウィ

コウテイペンギン

フンボルトペンギン

コガタペンギン

モモイロペリカン

カッショクペリカン

オオバンケン

メンフクロウ

セキセイインコ

オカメインコ

イワトビペンギン

ミナミヤイロチョウ

ソウシチョウ

ノドグロアメリカムシクイ

カオグロガビチョウ

ヤブドリ(チメドリ科)

ハゲチメドリ(スズメ目)

老衰の文鳥

 

文鳥

トラツグミ

大型ツグミ

小型ツグミ

地上性でホッピングはヤイロチョウ、ハゲチメドリ

アオバトは樹上生活だがウォーキングで枝を歩く。

 

ツグミ、ハシブトガラスは、ゆっくり歩くときにウォーキング、急ぐときにホッピング。

スズメ目の多くはホッピングを行うが、ヒバリはウォーキング。

ヒバリの生息地は樹木の少ない草地。強風が吹くとホッピングでは不利。

カラスやヒバリのようなスズメ目では、巣立ち直後は両脚で跳ねるが、その後には交互歩行となるものもいる。

本当の早足はスズメ目の鳥ではみられない。

カモ科、キジ科、走鳥類の走行が真の早足。

鳴禽類の走行は早足でなく、きわめて早い歩行。

 

ゴジュウカラ

水平移動、登り、下りのいずれでもウォーキングは行わない。

水平移動

両脚を揃えてホッピング。

登り

脚を前後にずらしてホッピング。

ペンギン

潜水性の鳥では歩くのが一番上手。

同手同足の『なんば歩き』を行う。

体力消耗が少なく、長時間歩行に向く。

 

水鳥の助走

両脚同時

カツオドリ目、ペリカン科

(グンカンドリ科、ウ科、カツオドリ科、ペリカン科)

交互

ミズナギドリ目

アビ以外のアビ科

カイツブリ科

カモ目

クイナ科

(カモメ科)

ウミスズメ科

 

 

 

潜水

離水時の助走

歩行

()

エトピリカ

 

脚痕(片方の脚の一歩間)

ヒバリ

60cm

ハクセキレイ

6070cm

タヒバリ

120cm

 

走行速度

(km/h)

チータ

112

ダチョウ

82

競馬馬

77

野うさぎ

72

キツネ

72

ノウサギ

66

オオカミ

64

ライオン

60

エミュー

56

55

ミチバシリ

45

モウコキジ

42

ティラノサウルス

40

シチメンチョウ

34

キジ

32

イワシャコ

29

イグアナ

26

サバクカンムリウズラ

25

ツノウズラ

23

カンムリウズラ

23

ニワトリ

18

コウテイペンギン

16

ヨーロッパヤマウズラ

14

シマリス

13

ミユビシギ

11

アデリーペンギン

10

カケス

10

リス(最高速度)

8

速い蟹

7

リス(巡航速度)

4

ゴキブリ

3

0.283

0.23

ミツユビナマケモノ

0.13

アフリカマイマイ

0.008

ミスジマイマイ

0.001

 

 

ホーム

鳥へぇ