アトリ


アトリ科 アトリ亜科 昆虫で雛を育てる
ヒワ亜科 種子を吐き戻して雛に与える
(そ嚢が特に発達)


マシコ ベニマシコ属 1種
ハギマシコ属 3種
マシコ属 20種


アトリ アトリ科の鳥は多いが、アトリ亜科は世界3種、日本1種のみ。
昆虫を多く食べる。
集団誇示行動を行う。
目立った高い場所に集まり、鳴きながらオス同士が闘う。
勝ち残った強いオスがメスに求愛し、番いとなって集団から出て行く。
イカル 雌も囀る。
イスカ 日本でも繁殖例がある。
5〜6月以外ほぼ一年中。
マツやトウヒが実る2月の繁殖が多い。
嘴で松かさを開き、舌で種子を掘り出す。 
昆虫なども食べる。
雛にはそ嚢から吐き出した餌を与える。
ウソ 口笛を吹くのを、九州の方言で『うそぶく』
新芽や蕾をよく食べる。
その年の一回目の繁殖では雛に与える餌の八割が昆虫。
二回目の繁殖では八割が植物質。
カワラヒワ ルースコロニー繁殖
北で繁殖する集団ほど、より南で越冬
ベニヒワ ダケカンバ、ミヤマハンノキなどの種子を食べる。


繁殖開始 年齢 コロニー繁殖場所
カワラヒワ 早い個体 中心部
遅い個体 周辺部
番を形成した後に、縄張りを確立。


イカル
シメ
ウソ
側頭部の筋肉 ある ない
硬い種子を割って食べるには強力な筋肉が必要


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鳥へぇ