早成性と晩成性

 

 

早成性の特徴

綿羽

開眼

離巣性

自分で採餌

親鳥から独立

早成性1

ツカツクリ類

有り

開眼

離巣性

自分で採餌

親鳥から独立

早成性2

カモ

シギ

チドリ類

レンカク

タマシギ

セイタカシギ

サケイ

有り

開眼

離巣性

自分で採餌

親鳥に従う

早成性3

キジ目

ダチョウ科

有り

開眼

離巣性

 

親鳥に従う

早成性4

カイツブリ

アビ

クイナ類

ツル

ミフウズラ

ツバメチドリ

有り

開眼

離巣性

親から給餌

親鳥に従う

半早成性

フラミンゴ目

カモメ

アジサシ類

トウゾクカモメ

ヨタカ

有り

開眼

 

親から給餌

親鳥に従う

半晩成性1

コウノトリ目

サギ

タカ類

有り

開眼

留巣性

親から給餌

親鳥に従う

半晩成性2

フクロウ目

ネッタイチョウ

有り

閉眼

留巣性

親から給餌

親鳥に従う

晩成性

グンカンドリ

カツオドリ

ペリカン

スズメ目

ブッポウソウ類

キツツキ類

ハト科

インコ目

カッコウ科

アマツバメ目

無し

閉眼

留巣性

親から給餌

親鳥に従う

 

無し

閉眼

留巣性

親から給餌

親鳥に従う

晩成性の特徴

 

 

早成性

晩成性

卵サイズ

大型(921%)

小型(410%)

卵黄量

多い

少ない

抱卵日数

長い

短い

脳サイズ

(47%)

(3%)

脳サイズ(成鳥)

小腸

(6.510.5%)

(10.314.5%)

成長速度

遅い

速い(早成性の34)

親による世話

卵サイズ 早成性では充分成長してから孵化するので、充分な栄養が必要。

 

晩成性の利点

卵が小さいので、母体の負担が小さい。

体重が軽ければ敵に襲われにくく、餌もとりやすい。

孵化後の成長が早い。

早成性の雛はすぐに歩き出したりするが、歩けばエネルギーを消費する。

晩成性の雛は摂取したエネルギーのほとんどを成長に向ける。

脳が大きい。

 

充分発育してから孵化、直ちに独立生活

ツカツクリ

自分で見つける

カモ、チドリ

餌のありかを教わる

一部のキジ類

餌をもらう

カイツブリ、クイナ

 

巣立ちまでの日数

10

メジロ

ヒバリ

1011

ヒヨドリ

14

スズメ

ウグイス

1718

カケス

20

ヤマガラ

22

ツバメ

アカゲラ

30

カラス

ヒヨドリの早さが驚異的。

メジロ、ヒヨドリ、カラスは飛べないうちに枝伝いに巣立ってしまう。

ツバメは飛んで巣立つので巣立ちが遅い。

ヒバリは天敵の多い地上で営巣するので巣立ちが早い。

 

巣立ってからも10日〜二週間ほど、親から哺育を受ける。

小型のシギ、チドリ

巣立ち後2530日で独立

マガモ

巣立ち後5060日で独立

キジ

巣立ち後7080日で独立

小型のタカ

巣立ち後20日で独立

大型のタカ

巣立ち後29日で独立

 

 

早成生の鳥

晩成性の鳥

全体

一夫一妻

93%

84%

91.6%

一夫多妻

1%

10%

2%

一妻多夫

 

4%

0.4%

多夫多妻

6%

2%

6%

哺乳類の一夫一妻は3%

 

樹上で繁殖するものは晩成性が多い。

雛は餌を採れず、親により長期間の給餌が必要。

給餌の必要性が一夫一妻を進化させた。

親による給餌の進歩により、天敵の多い地上から離れることができた。

 

卵に対する卵黄の割合

早成性

晩成性

35%

20%

卵の脂肪、蛋白質、卵黄量、熱量が多いほど早成性が増す。

卵中の水分含有量が多いほど晩成性が増す。

 

早成性

晩成性

原始的な鳥が多い

すべて高等

水鳥に多い

陸鳥に多い

 

親による子の世話と食性(%)

 

食性

両親による

片親による

早成性

陸上動物

12

0

海中動物

36

海中植物

14

陸上動物と植物

4

2

陸上植物

17

14

晩成性

陸上動物

42

0

海中動物

5

0

種子

11

1

果実

8

2

陸上動物と植物

27

4

 

哺乳類

留巣性→離巣性 に進化

鳥類

離巣性→留巣性 に進化

爬虫類は離巣性

 

 

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