別名

アオサギ	みとさぎ	緑鷺(みどりさぎ)の略か
カケス	かしどり	好んで樫の木に住む
		かしましい
		賢い鳥
鴎	ごめ	カモメがカゴメとなり、カの字が落ちた
鴉	ひもすどり	かか(日日)と鳴くので、日申鳥
カワセミ	そび	ソは小さい ヒは鳥
		セヒ(背翡)
		ソニ転
		鳴き声から
雁	かり	カリカリと鳴く声から
		カは鳴く声、リは添えた辞
		カは水に棲む鳥を呼ぶ語
		カヘリの中略(春は北へ帰る)
		秋来て春帰るので、仮にやどることからカリ(仮)
		軽く飛ぶからカロシ(軽)
		ガンの転呼
	かりがね	カリガネ(雁之音)雁の声
		カリガメ(雁之群)
		カネはキハナメ(際並)の反
鶴	たづ	ツラナリヅル(連鶴) の約略
		丈が高いので、タカツルの反
		アシタカドリヲス(脚高鳥雄)の約略
		寿命が長いので、タズ(多寿)
		タツル(田鶴)の略
		タクヅル(栲鶴)の略
トキ	たう	鳴き声から
	つき	鳴き声から
		ツキ(桃毛)
トラツグミ	ぬえ	ナエ(和)の意。ナビクような声
		ヌルウヘ(寝上)
		ニクイヱの反。この鳥の声を聞いた人は暫くその家を立ち去る。
		人のヌル(寝)頃に、声ばかりするもの。
ハイタカ(雄)	このり	小鳥に乗り懸くる意
白鳥	くくい	鳴く声から
		コク(鵠)の字音から
		頚の形から、クグミ(屈)
ミサゴ	かくがのとり	怒った時の声がカッカッと聞こえる
ミミズク	ずく つく	ツは角、耳が角のよう
		ミミツク(耳附)の略
		ツケ(角毛)
ヨシキリ	よしわらすずめ	ヨシワリスズメ(葦割雀)の訛 葦を割り、虫を食べる。
		ヨシハラスズメ(葭原雀)

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