グンカンドリ


陸から離れた外洋性の鳥だが、皮脂腺の発達が悪く、羽毛には防水性が無い。
そのため、水に濡れると飛べなくなる。

脚が小さく、水かきも発達していないので泳げない。遊泳能力を犠牲にし、曲技飛行に熟達。そのため他の鳥から餌を横取りしないと、餌が足りない。

歩くのも苦手。
羽ばたきを交えないと歩けない。
歩くときはウォーキングだが、離陸時はホッピング。(ウと同じ)
大きい割りに体重が軽い。
体重に比べた翼面積が鳥類最大。
翼開長はタンチョウとほぼ同じだが、体重は十分の一。
頚部にある1対の気嚢を膨らませ、首の赤い袋を目立たせるディスプレイを行う。
完全に膨らむまで10分ほどかかる。


オオグンカンドリの学名には『minor より小さい』と付く。
これは、最大種のアメリカグンカンドリより小さいため。

体長 翼長 体重
アメリカグンカンドリ

Magnificent Frigatebird
Fregata magnifcens
102cm 230cm 2,000g
シロハラグンカンドリ

Christmas Frigatebird
Fregata andrewsi
95cm 218cm 1,475g
1,400g 1,550g
オオグンカンドリ

Great Frigatebird
Fregata minor
95cm 218cm 1,300g
1,225g 1,428g
メスグログンカンドリ

Ascension Frigatebird
Fregata aquila
93cm 199cm 1,250g
コグンカンドリ

Lesser Frigatebird
Fregata ariel
76cm 184cm 804g
750g 858g


表紙
鳥へぇ