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ハイイロヒレアシシギ |
アカエリヒレアシシギは夏羽から名付けられたが、こちらは 冬羽から名付けられた。 冬羽を名前にすることはごく少数。英名の直訳か。 |
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ハイタカ |
平安時代から雌は「はしたか」 鎌倉時代から「ハイタカ」 鷹狩に重用されたなかでオオタカに似て、それより小さくはしっこい鷹で。 ハシタカ→ハイタカ |
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『疾(はや)き鷹』から |
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♂はこのり 『小鳥に乗りかかる』 |
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ハギマシコ |
江戸時代中期から「ハギマシコ」 腹部の模様が萩の花に似る。 |
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ハクセキレイ |
江戸時代中期から「ハクセキレイ」 中国での漢字名「白鶺鴒(バイチーリエン)」を日本語読みにした。 |
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ハゲタカ |
標準和名でハゲタカと呼ばれる種は無い。 |
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ハシブトガラス |
江戸時代中期から「ハシブトガラス」 |
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ハシボソガラス |
江戸時代中期から「ハシボソガラス」 |
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ハチクマ |
江戸時代前期から「ハチクマ」。 当初は「八」の字があてられていた。江戸時代中期以降「蜂」。 |
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ハチジョウツグミ |
江戸時代中期から「ハチジョウツグミ」「りゅうきゅうつぐみ」 八丈島の鶫 (最初に日本で記録されたのは函館) 日本より南方に生息し、遠いというイメージから名付けられた。 |
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八丈紬の黄八丈の色合いに似ているから。 |
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秋田八丈に似た色 |
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ハヤブサ |
奈良時代から「ハヤブサ」 |
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はや(速)ふさ(総) 鳥の羽が束ねられ、広げたさまが総。 |
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ハヤフセ(早伏) |
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速羽 |
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はや(速)＋とぶさ(翼) |
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速飛翼→速翼→はやぶさ |
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ハリオアマツバメ |
尾羽の羽軸が突出している。 木の幹に垂直に止まり、キツツキのように尾羽で支える。 |
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ハリオシギ |
外側の尾羽が細いから。 |
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バリケン |
オランダ語の『山アヒル(bergeend)』から。 |
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ハリモモチュウシャク |
シギと付かない。 日本鳥類目録(日本鳥学会)、日本の野鳥(野鳥の会)、日本の鳥550(文一)、日本の野鳥590(平凡社) |
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鳥630図鑑(鳥類保護連盟)、シギ・チドリ類ハンドブック(文一)は、索引だけ間違い。 |
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誤ってシギと付く。 世界鳥類和名辞典(大学書林)、日本の野鳥(山渓) |
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バン |
水田に良く見られ、 『田の番をする鳥』の意味。 |
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ヒガラ |
ツツピンと囀るのでヒンと鳴くカラの意味。 |
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ヒンカラと囀るから |
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地鳴きがヒーと鳴くカラ類 |
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首をかしげる様子から斜視を意味するヒガラメから。 |
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ヒシクイ |
平安時代から「うかり」 室町時代から「ひしくひ」 |
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ヒシを食うのでヒシクイ。(亜種オオヒシクイのみ) 四亜種中、ヒシを食うのは亜種オオヒシクイのみ。 オニビシより、小型でトゲも少ないヒシを好む。 |
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ヒドリガモ |
頭と首が赤栗色なので緋鳥と呼び、その後ヒドリガモとなった。 |
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ヒバリ |
晴れた日に囀るのでヒハリ(日晴) |
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ヒマヒの転。ヒ(日)ニ、ムカ、ヘリの反。 |
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マヒツバサフリの義。 |
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ヒラハリ(翩張) |
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ヒーバルと鳴くから。 |
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ヒメコウテンシ |
告天は『帝王が即位後、天を祭って告げ知らせること』 ヒバリ類の俗称が告天 子は『告天する者』 姫はコウテンシ(日本未記録)より小さいから。(ヒメコウテンシはヒメコウテンシ属、コウテンシはコウテンシ属) |
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ヒヨドリ |
ヒィーヨという鳴き声から。 比衣土里→比与止利 |
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鵯の音は「ひ」で、「ヒー」という声から。 |
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平安時代から稗鳥(ひえどり)と呼ばれ、ヒエを好むから。 室町時代から「ヒヨドリ」 (本当は虫、果実、蜜を食べ、ヒエは食べない。) |
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ビロードキンクロ |
黒い羽がビロード(ベルベット)のよう。 次列風切が白く、キンクロハジロのよう。 |
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ビンズイ |
江戸時代中期から「ビンズイ」「きひばり」 さえずりのビンビンツィーツィーから |
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フクロウ |
奈良時代から「ふくろふ」「いひとよ」 |
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ふっくらした羽毛の様子から(ふくるる)が転じて。 |
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昼隠居(ひるかくろふ)が転じて。 |
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フクグルホーコーと鳴くので下略のフグル。 親愛称コを添えたフクグルコが転じた。 |
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声の≪ホー クロ ホー≫ ≪フー クロ フー≫から。 |
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フクは夜のフクルの意。 ロフはカゲロフの意。 |
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昔、フクロウは親を食べる親不孝の鳥とされ、 ≪父食らふ(ふくらふ)≫ ≪父母食らふ(ふほくらふ)≫ |
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ブッポウソウ |
鎌倉時代から「ブッポウソウ」 『仏、法、僧』と美しい声であらかたに鳴き、『三の御法(みつのみのり)』とも『三宝(みつのたから)』とも言われ有難がられていた。青緑色のきれいな羽色を持ったこの鳥こそ『ブッポウソウ』と鳴く奇跡の鳥にふさわしいと思われた。 |
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ブンチョウ |
文鳥 目も文(あや)な鳥 |
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ベニアジサシ |
繁殖期における胸腹部のピンク色から。 |
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ベニマシコ |
江戸時代中期から「ベニマシコ」 |
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ホウロクシギ |
ホウロクとは素焼きの浅い土鍋。 腹の色が淡黄褐色で色が似ている。 |
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鳴き声から |
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ホシハジロ |
星羽白 白い背に黒い小さな星状の模様が点在することから。 |
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ホオジロ |
ホオジロの仲間は奈良時代には「しとと」 奈良時代から「ほほじろ」「あおじとと」に区別 江戸時代から「くろじとと」「みやまほほしろ」「カシラダカ」 |
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仲間のホオアカに対する名。 |
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ホホ(頬) イチジロシ(著し) 頬を膨らませて、著しくさえずるから。 ホホジロザメ(ホオジロザメ)の頬は白くない。 人を襲ってほおばって食べることが著しいことから、 ホホ(頬)シロ(著)サメ(鮫) |
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ホトトギス |
奈良時代から「ホトトギス」 |
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ホトトキと鳴く。 スは鳥を表す接尾語。 万葉集「暁に 名告り鳴くなる ほととぎす いやめづらしく 思ほゆるかも」自分の名を名乗って鳴く |
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ホトトキス(火時鳥) |
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梵語から |
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ホトは女性の陰部、トギは伽相手を務めること。 スは『姝』の会意兼形声文字で、『朱のように派手な美しさを備えた女』 囀りのききなし、『テッペンカケタカ、本尊カケタカ』テッペンは男性自身、本尊はホトケであるから女性自身。 |
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ボナパルトカモメ |
ナポレオンの甥、鳥類研究者シャルル・ボナパルトの功績により名付けられた。 |
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ホロホロチョウ |
羽の斑点はギリシャ神話で、勇士メレアグロスの死を悲しみ、流した涙。メレアグリスと呼ばれ、和名もホロホロチョウとなった。 |