ホルモン


ホルモン 分泌部位   役割
副腎皮質刺激ホルモン 副腎 ストレス管理
精巣ホルモンの放出の抑制
病気に対する抵抗力(免疫能)の低下
渡り衝動
エストロゲン
(卵胞ホルモン)
卵巣など 脳下垂体のプロゲステロンの放出
卵管での卵形成
卵胞刺激ホルモン 脳下垂体 精巣の精子生産
卵巣での卵子と卵胞の発達
グルカゴン 膵臓 肝臓と筋肉での代謝
血漿に脂肪酸を放出
絶食
成長ホルモン 脳下垂体 孵化後の正常な成長
脂肪の代謝と合成
免疫システムを刺激
黄体形成ホルモン 脳下垂体 プロゲステロンとテストステロンの産生増加
排卵誘発
LH放出ホルモン 視床下部 脳下垂体の黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの産生
メラトニン 松果体 全身の細胞の概日リズム
網膜 光受容と神経伝達
胃腸管 栄養物の利用
プロゲステロン
(黄体ホルモン)
卵巣 排卵誘発
黄体刺激ホルモン 脳下垂体 鳩のそ嚢乳生産
排卵行動と就巣性
精巣の光無反応性
チロキシン 甲状腺 代謝と熱発生
成長と発達
換羽の開始とペース
テストステロン 精巣、卵巣 精巣の発達
第2次性的形態と脳機能
雌の排卵


テストステロン 雄性ホルモン
エストロゲン 雌性ホルモン


プロラクチン(就巣ホルモン) 抱卵開始の前日に急上昇
テストステロン(性ホルモン) 抱卵する♂では、産卵開始後に急激に減少


テストステロン testosteron testicleは睾丸
羽衣、体の大きさ、声の性差、嘴の色
色の濃い雄ほどテストステロンのレベルが高い。
鶏のとさか
求愛行動、交尾行動
攻撃的
鎮痛緩和
免疫反応の低下
渡りに重要な役割
一妻多夫の種では、雌の方が濃度が高い。
縄張りを持つ個体はテストステロン濃度が高い。
親としての行動が発現するのを阻害する。
ユリカモメの最終卵はテストステロンの量が多い。
抱卵する雄 産卵開始後にテストステロン濃度が急激に下がる。
抱卵しない雄 繁殖期間中テストステロン濃度が高い。
就巣ホルモン
(プロラクチン)
一方の性だけが子の世話のほとんどに関わる場合には、
その性のプロラクチン濃度が高い。
抱卵開始の前日に急上昇する。


卵黄 テストステロン テストステロンが多いと攻撃性が強まり、最後に孵化した雛でも
先に孵化した雛と同等に餌にありつけた。
病気に対する免疫力や、寄生虫に対する抵抗力を弱める。


赤血球 アンドロジェン(雄性ホルモン)とサイロキシンは赤血球造血を促進。
エストロジェン(卵胞ホルモン)は赤血球造血を抑制することから、メスよりもオスで高い。


ピジョンミルク 脳下垂体ホルモンのプロラクチンの分泌により、そ嚢が発達


メラトニン 眠気をもたらす
夜に作られる


ホルモン分泌量の多い月
カシラダカ 1〜2
オオヨシキリ 7〜8


生殖腺刺激ホルモン 発情、繁殖行動
甲状腺ホルモン(チロキシン) 換羽


コルチコステロイド
(副腎皮質ホルモン
)
ストレスが高くなると血中のコルチコステロイドというホルモンのレベルが上がる。
そこでこのホルモンレベルを比べることでストレスの度合いが分かる。
ストレスがかかったときのホルモンの変化を調べることでストレスに対する耐性も分かる。
ストレス後のコルチコステロイドのレベル
ストレスを受け流せる個体 あまり変化しない
ストレスを感じやすい個体 大きく変化
ストレス耐性の強い個体ほど歌のレパートリーが多く、生存率も高い。


表紙
鳥へぇ