人名辞典

 

堀田正敦

ほった まさあつ

1755.8.271832.7.13

下野佐野藩の藩主。

「観文禽譜」の編者。質、量ともに江戸時代最高の鳥類図鑑

北野鞠塢

きたの きくう

(梅屋鞠塢)

17621831.8.29

奥州角田出身

江戸時代の博物学者、怪商 百草園を開園(1805)

伊勢物語の都鳥=ミヤコドリ説

伊勢物語の都鳥は『しろき』でなく、『くろき』だとして命名し、『都鳥考』を発表(1814)

C.J.テミンク

オジロトウネン 学名に採用

1778331日〜1858130

鳥類学者、動物学者、王立自然史博物館館長

オランダ

特にハトの研究

J.F.ナウマン

ツグミ       学名に採用

ヒメチョウゲンボウ 学名に採用

1780年〜1857

農家でアマチュアの鳥類学者

ドイツ

P.F.B.シーボルト

アオバト 種小名に採用

1796217日〜18661018

医者、植物学者、博物学者

ドイツ(オランダ人と偽って入国)

長崎にオランダ商館医として来日。(六年間滞日)

「日本動物誌」出版

シーボルトミミズ、オニヤンマの種小名にも採用

S.ボナパルト

ボナパルトカモメ 功績により名付けられた

シャルル(英語読みでチャールズ)・ボナパルト

18031857

鳥類研究者

フランス

渡米

ナポレオン・ボナパルトの甥(ナポレオンの弟の息子)

H.B.トリストラム

オーストンウミツバメ 種小名に採用

シロハラホオジロ 種小名に採用

1822.5.11906.3.8

イギリスの聖職者、鳥類学者

T.W.ブラキストン

シマフクロウ 学名、英名に採用

函館で採集

1832.12.271891.10.15 (函館滞在 18611884)

イギリス

貿易商、軍人、動物学者

ブラキストン線で有名

「日本産鳥類目録」出版

野口源之助

ノグチゲラ 採集

184452日生まれ

1886年に英国人プライヤーと共に採集。

1888年、日本在住のイギリス人シーボームにより学会で発表。

長崎県出身

通訳として活躍した

H.J.S.プライヤー

オオセッカ 種小名に採用 東京羽田で採集

18501888 1871年〜1888横浜で生活(保険会社社員)

英国人 ブラキストンの友人 蝶や鳥の採集を好み、日本初の昆虫図譜を出版

ブラキストンとの共著「Birds of Japan」出版

A.オーストン

オーストンオオアカゲラ、オーストンヤマガラ 亜種名に採用

リュウキュウキビタキ 亜種小名に採用

アラン・オーストンAlan Owston

18531916

貿易商、生物収集家(ミツクリザメも発見)

イギリス

波江元吉

ナミエヤマガラ、ナミエオオアカゲラ亜種名に採用

リュウキュウツバメ 亜種小名に採用

なみえ もとよし

18541918

動物学者、ナミエシロチョウにも名を残す

P.L.ジューイ

リュウキュウカラスバト 種小名に採用 沖縄島で採集

1856.2.81896.3.22

米国 標本採集者

田代安定

ミヤコショウビン 採集者

たしろ あんてい

18571928

植物学者、博物学者

鹿児島市出身

八重山でキニーネ栽培の研究

田代芋を台湾から日本に初めて紹介

オトコゼリ、オニコナスビ、サクラツツジの学名に名が付けられる。

飯島魁

イイジマムシクイ 種名に採用

コシジロヤマドリ 亜種小名に採用

ショウドウツバメ 亜種小名に採用

いいじま いさお

1861617日〜1921314(59)

動物学者

静岡県浜松市出身

東大教授 

日本鳥学会初代会頭

(日本鳥学会のシンボルマークはコシジロヤマドリ)

鳥、人体寄生虫、海綿など広範囲に研究

日本人の手による初の鳥類目録「日本の鳥目録」を出版。

日本最初の渦虫類学者

カイメンの研究で知られ、「日本の水族館の父」と呼ばれる。

サンゴ学の先駆者

イイジマフクロウニというウニもいる

トカゲハダカという魚の学名にも献名

猟も好む

著書のミスプリントによりゴキブリという名が広まる

魔法瓶の名付け親

森鴎外と交友あり(鴎外より一歳上)

ジョン・エリオット・

セイヤー

カナダカモメの種小名、英名に採用

18621933

標本収集家

米国

小川三紀

オガワコマドリ 種名に採用

オガワミソサザイ 亜種小名に採用

おがわ みのり

18761908(32)

オガワコマドリを日本で初めて採取(1906.12.9静岡市♀)

医学者、鳥類学者

静岡県出身 

松平頼孝

クロウミツバメ 学名、英名に採用

まつだいら よりなり

1876.6.71945.8.11

子爵。常陸石岡藩主松平頼策の子。鷹司信輔の叔父。

主猟官に任じられて鉄砲の腕を磨く。

鳥類学者。標本収集家。日本産鳥類全種収集。

日本鳥学会設立に参加

海鳥に造詣が深い。オオトウゾクカモメも発見

1926年に破産、膨大な剥製を売却

折居彪二郎

オリイモズ 種名に採用

オリイヤマガラ オリイコゲラ 亜種名に採用

オオアカハラ ダイトウミソサザイ ダイトウヤマガラ 

オリイコゲラ ヤクシマカケス 亜種小名に採用

おりい ひょうじろう

18831970

標本採集家 (アラン・オーストン、黒田長礼、山階芳麿などに協力)

世界一級の標本採集者との評判。

新潟県出身

新種16種、新亜種84

oriiの学名が付く鳥類10種、哺乳類7(エゾモモンガなど)

内田清之助

うちだ せいのすけ

18841975.4.28

鳥類学者

東京銀座の煙草屋に生まれた。

東京府立第一中学校(現、日比谷高校)で夏目漱石に英語を教わる。

大学では鳥類に寄生するシラミによる鳥の系統を研究。

大学院で飯島魁の指導を受ける。

渡り鳥の研究で大きな業績。

「日本鳥類図説」は内田図鑑として知られる。

日本鳥学会や日本野鳥の会の創立にかかわる。

籾山徳太郎

モミヤマフクロウ 亜種名に採用

もみやま とくたろう

18851962

鳥類学者

東京出身

鷹司信輔

たかつかさ のぶすけ

1889.4.291959.2.1

東京麹町に生まれる

貴族院議員、大日本連合猟友会会長、明治神宮初代宮司、日本鳥学会二代会頭

公爵、五摂家の筆頭である鷹司家の長男。夫人は徳川十六代家達の次女。

鳥類学者

鷹司信輔が命名した鳥は16

鳥の飼育を科学のレベルに引き上げた

黒田長禮

カンムリツクシガモ 発見、命名者

ミヤコショウビン   新種記載

くろだ ながみち

188911241978416

東京市赤坂区

侯爵、貴族院議員

鳥類学者(主に鳥類分類)

哺乳類分類学なども

東京都出身

黒田長政から数えて福岡黒田家14代当主

日本で初めて鳥類学の学位を取得

日本野鳥の会設立発起人の一人

カモ目に精通。羽田に鴨場を所有。

カンムリツクシガモの標本を韓国釜山で発見、250銭で購入。

小川三紀が遺した標本からオガワコマドリを同定し命名。

雅号は「雁月」

中西悟堂

なかにし ごどう

1895.11.161984.12.11

鳥類研究家、歌人、詩人

日本野鳥の会創立者

本名富嗣、僧籍につき悟堂となる

石川県出身

熊谷三郎

都鳥

伊勢物語の都鳥=ユリカモメ説 

研究による著書『都鳥新考』(昭和19)発表。

1896131日〜1954617

鳥類学者

本名 熊谷三郎平

岩手県一関の豪商『熊文』という造り酒屋の17代目。

野鳥研究に没頭し身代を潰したといわれているが、実際には三郎の中学時代にすでに倒産していた。

残っていた財産で事業を始めたが、番頭任せで倒産。

三郎の父、十六代三郎の英語の家庭教師は島崎藤村。

山階芳麿

やましな よしまろ

1900.7.51989.1.28

東京市麹町区

皇族出身の華族(昭和天皇のいとこで一歳年上)(黒田長久は義理のいとこ)

鳥類学者 

鳥の標本を多数収集、保管。飼育下での観察。

形態分類に疑問を抱き、雑種不妊の研究。

山階鳥類研究所の創設者

鳥類保護活動に尽力。

鳥類のノーベル賞と呼ばれるジャン・デラクール賞を日本で唯一受賞。

清棲幸保

きよす ゆきやす

1901.2.281975.11.2

信濃国松代藩十一代藩主の三男

伯爵

鳥類学者

高山鳥の研究。

「日本鳥類大図鑑」を14年かけて制作。(定価10,500円、総理大臣の給料11万円)

学業優秀、容姿端麗。山階芳麿と初等科で同級。

井上元則

ミユビゲラ 亜種小名に採用

いのうえ もとのり

19011990

ミユビゲラ発見者

農業博士

北海道野幌林業試験場北海道支場

札幌栄養短大

蜂須賀正氏

はちすか まさうじ

1903.2.151953.5.4

東京都

阿波藩主蜂須賀家十六代当主(蜂須賀小六から数えれば十八代)

侯爵、貴族院議員

鳥類学者

絶滅鳥ドードー研究の権威。鳳凰のモデルはカンムリセイランとした。

鳥類の分布の違いから、蜂須賀線を提唱。

語学に堪能。飛行機も操縦。未登頂山に登る。派手な女性関係

品行不良として華族礼遇停止処分。

旧邸は現在オーストラリア大使館。

黒田長久

くろだ ながひさ

1916.11.232009.2.26

東京都港区

黒田長政から数えて福岡黒田家十五代目当主。黒田長禮の長男

山階芳麿のいとこ

鳥類学者

鳥類学者オースチンの右腕として活躍

山品鳥類研究所に入所

朝倉喜代松

アサクラサンショウクイ 種名に採用

あさくら きよまつ

標本採集者、剥製師。

長聖道

オサハシブトガラス 亜種名に採用

おさ まさみち

採集人

佐藤茂助

モスケミソサザイ 亜種名に採用

標本を寄贈

山崎常太郎?

ヤマザキヒタキ 種名に採用?

鷹司信輔が「採集家の名誉のため山崎鶲と命名」

やまざき つねたろう

標本採集人

 

 

 

秋田雨雀

雨が嫌い。身長がわずか四尺九寸九分。雀も小さい鳥。自分の世にあるのは雀の雨に震えているのに等しい。

石川啄木

本名 (はじめ)

改号する前は白蘋(はくひん)を使うことが多かった。

雅号はキツツキから

18歳の病気療養中に、林の奥から響いて来るキツツキが木をたたく音に慰められ、歌を作る気持ちを新たにしたため。

井原西鶴

本名 平山藤五

雀が千の声を出しても、ツルの一言には及ばぬもの

鴨長明

下鴨神社禰宜の息子

源氏鶏太

本名 田中富雄

平家より源氏が好き。

『鶏』は字画が好き。(鶏肉が好きという説も)

芹沢鴨

日本武尊が鴨を射落としたという伝説の地の出身。

ダークダックス

若い頃、日焼けで色が黒く、アヒルのような声だった。

平塚らいてふ

女性解放運動家 

北アルプスの雷鳥に憧れ、漢字よりひらがなが好きでペンネームにした。

正岡子規

不如帰→思帰→子規

喀血した自分を、血を吐くホトトギスに見立てた。

ホトトギスの字には不如帰、杜鵑、時鳥などもあるが、

本名が常規で『規』の入った子規を選んだ。

正宗白鳥

本名 忠夫

母の郷里が讃岐国白鳥

美空ひばり

美しい空へ高くまっすぐに舞い上がり、歌うヒバリの様子から。

椋鳩十

本名 久保田彦穂

青鳩が十羽も集まれば大馬鹿であろうということで名を鳩十とした。

室鳩巣

本名 直清 儒学者

森鴎外

千住にある『鴎の渡し』に由来。

吉原を指す名称でもあり、遊興の地には近寄らず、

遠く離れて千住に在るという意味が込められている。

山村暮鳥

本名 土田八九十

詩の選者、人見東明の命名。日本画のようなイメージを与えた。

イーグルス

ネイティヴアメリカンの神話集から。

鷲にはスピリチュアルなパワーが秘められている。

鷲は他のどんな鳥より高く舞い上がれるし、太陽の近くまで飛ぶことができる。鷲の霊性は鳥の中で一番豊か。

コロンブス

雄鳩はラテン語でコルムブス

コロンビアColombiaの国名はコロンブスColumbus由来

刑事コロンボのコロンボColomboも鳩

コロンバは雌鳩

 

鳥好き有名人

あおい輝彦

俳優、歌手

江戸屋猫八

声帯模写

岡部幸雄

JRA騎手

川端康成

キクイタダキ、コマドリ、紅雀、ホオジロ、ミミズクなどを飼育。

探鳥会も楽しんだ。

黒田清子

元皇室

島津重豪

薩摩鹿児島藩主

孔雀、駝鳥、鸚鵡など鳥をたくさん飼育。

愛鳥が死ぬと埋葬して、供養。

「鳥名便覧」を編集。

永井真人

作曲家、歌手

細川護熙

元首相

松田輝雄

元アナウンサー

ジミー・カーター

39代アメリカ大統領

セオドア・ルーズベルト

26代アメリカ大統領

イアン・フレミング

007の原作者

ゴールデンアイと名付けた別荘に、『西インド諸島の鳥類』(著者は鳥類学者ジェームズ・ボンド)の大冊を所蔵。

 

 

ホーム

鳥へぇ