家紋

鳥は左向きが多い

家紋は2万種以上。分家は手を加え、家紋が変化

家紋は一家に一つとはかぎらない。家紋を13持つ旗本もいた。

家紋

丸に角立て

井筒に結び雁金

 

源義家は空を行く雁の行列の乱れによって、敵の伏兵がいることを察知し、戦に勝った。

雁は源氏にとって、縁起の良い鳥となった。

 

独特の声から『良い知らせを運ぶ』『先祖との文を運ぶ』縁起の良い鳥とされた。

群れを成して飛ぶことから、絆を象徴する鳥。

 

鹿児島県、宮崎県に多い。

 

阿蘇神社の神紋

阿蘇氏はもちろん菊池氏も家紋とした。

雁一羽

 

結び雁金

真田家

二羽雁金

柴田勝家

雁菱

 

二羽の雁

 

尾長背合わせ 結雁金

 

丸に結雁金

 

丸に二つ雁金

柴田氏

二羽の雁 花房家

 

頭あわせ三雁金

 

中輪に嘴合わせ三つ雁金

 

向かい嘴合い雁金

 

三つ尻合わせ雁金

 

がん

 

三つ頭合わせ結び雁金

 

石持ち地抜き雁金

 

石持ち地抜き結び雁金

 

五つ雁金

 

雁梅

 

頭あわせ五雁

 

陰雁金

 

尻合わせ三つ結び雁金

 

菱に覗き雁金

 

鴛鴦

鴛鴦

近衛家

夫婦仲の良い鳥

 

オスとメスで形が異なる。

伊達鴛鴦

 

対い鴛鴦の丸

 

鷹の丸

 

鷹狩は身分、特権を象徴するもの。

獰猛な性格から、武威を誇るにはもってこいのシンボル。

対い鷹

 

たかじょう

 

鷹の羽

丸に鷹の羽

源義家の流れ

羽が交差したものが多い。

鷹の羽は、武家の間では矢羽として最高級の贈り物。

 

七割が『丸に違い鷹の羽』

 

武人のシンボル、権威、武勇の象徴。

菊池家が最初に家紋とした。

 

西洋では鷹よりも大型の鷲を紋章とすることが多いが、日本では圧倒的に鷹が好まれた。

 

関東と九州に多い。

 

井桁に違い鷹の羽

 

亀甲に違い鷹の羽

 

隅切角に違い鷹の羽

 

違い鷹の羽

片桐且元

丸に違い鷹の羽

千葉・羽山家

丸に右重ね違い鷹の羽

 

丸に並び鷹の羽

 

三枚鷹の羽

 

丸に違い鷹の羽

浅野内匠頭

隅切鷹の羽と鍵輪

 

五瓜に違い鷹

 

並び鷹の羽

菊池氏(藤原系)

源氏輪に並び鷹の羽

 

三本鷹の羽

 

鷹羽車

 

三本違い鷹の羽

 

丸に三つ鷹の羽

 

抱鷹の羽丸

 

五本鷹の羽

 

六つ鷹の羽車

 

丸に六つ鷹の羽車

 

八つ鷹の羽車

 

丸に八つ鷹の羽車

 

糸輪に違い鷹の羽

 

糸輪に豆違い鷹の羽

 

丸に斑入り鷹の羽

 

上がり藤に違い鷹の羽

 

違い鷹の羽

 

違い鷹の羽 中村家

 

折れ鷹の羽

 

折鷹の羽丸

 

割り折れ鷹の羽菱

 

割り鷹の羽

 

陰違い鷹の羽

 

違い鷹の羽に宝結

 

一引両違い鷹の羽

 

抱鷹の羽に二両引

 

安部鷹の羽

 

一本鷹の羽 

阿部家

丸に一本鷹の羽 

阿部家

白川鷹の羽 

 

浮線鷹の羽

 

鷲尾対い鷲

鷲尾家

 

秋田氏

檜扇に鷲の羽違い

山鳥

尾長鳥

 

神尾氏、小川氏など。

森蘭丸

延命長寿の瑞鳥

霊鳥

稲作は鶴によってもたらされたという伝承がある。

 

皇室から下賜されたもの。

 

翼を広げて鳴き交わし、求愛のダンスを舞う鶴は夫婦和合、子孫繁栄のシンボル。

 

中国では『千年の鶴は松の木に集う』といわれ、日本でも松鶴図として描かれる。

 

源頼朝が天下統一を祝って千羽の鶴を放った故事により、鎌倉の鶴岡八幡宮の神紋は鶴丸。

 

鶴丸 日本航空、トヨタ、太宰治

 

青森県など東北や、四国に多い。

鶴丸

日野家(公家)

日本航空

丸に鶴丸

 

対い鶴

奥州石川(源氏系)

蒲生氏

上下向い鶴

 

丸に対い鶴

 

舞降り鶴丸

 

三羽鶴丸

 

咬合鶴丸

 

光琳鶴丸

 

抱き松葉に光琳鶴

 

森氏鶴丸

 

諏訪鶴丸

 

南部対い鶴

南部氏

南部氏鶴丸

南部氏

鶴菱

 

鬼花菱鶴

 

銀杏鶴

 

稲鶴

 

沢潟に鶴

 

柏鶴

 

菊鶴

 

梅鶴

 

足無し梅鶴

 

足無し中陰梅鶴

 

梅鶴尾上家

 

二両引対い鶴

 

長の字鶴

 

光琳桔梗五鶴

 

光琳蔦形五鶴

 

折り鶴

 

三つ折り鶴の丸

 

光琳六角鶴

 

千鳥

丸に千鳥

 

衣服、調度、器具など、貴族好みの模様として幅広く用いられ、家紋にも転用された。

千鳥の紋は、波間を千鳥が群れ飛ぶ意匠で、躍動感が溢れている。

 

静岡県、愛知県、福島県、茨城県、栃木県に多い。

蔭三つ千鳥

 

波千鳥

 

波輪に蔭千鳥

 

五つ千鳥

 

中陰の千鳥 嵐家紋章

 

 

向かい合った二羽の鳩は『八』に見える。

現在では平和のシンボルだが、鎮守の森に群生することから軍神八幡菩薩の使いとして武家に愛された。

八幡社の御使い。

源氏武将の象徴。

鳩居堂の「向かい鳩」は、熊谷直実が軍功により源頼朝から家紋を賜ったことが由来。

熊谷郷に八幡宮の社領があった。

宮城県など東北に多い。

向かい鳩

鳩居堂

石畳に鳩

 

杖突鳩

 

下がり藤に向かい鳩

 

向ひ飛鳩

 

寓生(ほや)に鳩

熊谷直実

鳥居に鳩

宮崎氏

波つばめ

 

 

鶺鴒

鶺鴒

伊達政宗

 

雀の丸

 

竹に雀紋は高い格式を誇る。

雀は竹紋より分割して取り出されたもの。

米を食べる害鳥でもあるが、害虫を食べるので吉鳥とされる。

全て飛ぶ姿で描かれる。

三羽、あるいは二羽の雀の内、向かい合っている二羽は、必ず一羽が口を開けている。

紋により右のものと左のものとある。

鳩、鶴、雁、千鳥、オシドリ、鷲などの家紋にも見られる。

伊達家の定紋は「竹に雀」

東京都、神奈川県、埼玉県、京都府に多い。

上下向かい雀

 

抱き稲に向かい雀

 

脹雀

 

中陰三つ脹雀

 

三羽雀

柴山家

竹に雀

関東上杉氏(藤原系)

竹に二羽飛雀(仙台笹)

伊達政宗

竹に二羽飛雀(上杉笹)

上杉謙信

竹に二羽雀

 

竹に一羽雀

 

丸に井桁に

切り竹笹に飛び雀

 

 

吾亦紅に雀

柳生家

剣禅一如の境地に至る修練の地。

熊野権現

カラスと言えばハシボソガラスを指した。

熊野権現の使い

紀州熊野三山の象徴は三本足のカラス。

対い烏

 

八咫烏

雑賀孫一

鳳凰

鳳凰の丸

関家

瑞鳥

平等院、金閣寺の屋根の上には鳳凰が載っている。

法隆寺は鳳凰を寺紋とする。

赤鳥

垢取り (櫛のこと) 櫛で髪の垢を取る 今川義元

 

 

占有率

家紋

分布

1

9.27

酢漿草(かたばみ)

大阪府など近畿に多い

2

7.73

木瓜(もっこう)

富山県など北陸、東北、北海道に多い

3

7.17

鷹の羽(たかのは)

千葉県など関東、九州に多い

4

5.84

秋田県など東北に多い

5

5.54

岐阜県など

6

5.17

広島県など西日本に多い

7

4.58

石川県など北陸に多い

「丸に違い鷹の羽」は、群馬県、千葉県、神奈川県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県で一位。

 

歌舞伎座

鳳凰丸

 

 

小泉八雲は日本に帰化し、旧姓のハーンにちなみ、ヘロン()から鷺紋にした。

 

花押

伊達政宗

鶺鴒

 

 

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