声

 

高音

遠くまで届かない

遮蔽物があっても届きやすい

森で有利

低音

遠くまで届く

遮蔽物があると遮断される

開けた場所で有利

 

鳴管

鳥の発声器官で、気管支の左右にある。

したがって、鳥では音源が二つ有る。

鳥によっては二つ別々に振動させ、振動数の異なる独立した音を同時に出せるので、一羽でデュエットを歌える。

スズメ目で特に発達。

左右の気管支がつながる部分には鳴管鼓室と呼ばれる、内部で音を反響させられる部位がある。

膜に伝えられる空気圧のエネルギーはほぼ全て音声に変換される。

哺乳類は3%

 

鳴管筋

♀より♂が大。

1

2

カモ

(胸骨気管筋、外側気管筋)

5

ウグイス、インコ

7

ハシブトガラス

68

鳴禽類

鳴管のない鳥

走鳥類、コウノトリ類、トキ類、コンドル類、カツオドリ類、ペリカン類

気管

カナリアでは1秒間に30回のフレーズで、鳴くときも吐く息だけで鳴いている。それ以上の早いフレーズでは、貯めておいた息で鳴く。

音のトーンとピッチは、内・外唇の微妙な張り具合と振動によって決まる。

 

長い囀り

浅い息をすることによって、呼吸と囀りを同時に行う。

 

地鳴き

さえずり

call

song

コール

ソング

一年中

繁殖期

♂♀若幼

主に♂

警戒、個体間の情報伝達

縄張り宣言

 

要素

歌の最小単位、時間的に途切れない一音。

複数の要素がごく短い間隔を開けて連なるもの。

複数の句が小休止を置いて連なるもの。(フレーズ)

 

同音反復型

同じ短い要素を多数連続して鳴く。(ホーホー)

異音結合型

複数の異なる要素を組み合わせ繰り返し鳴く。(カッコー)

単一歌節型

構成要素や句の時間的配列が概ね決まっている。(ホーホケキョ)

異歌交唱型

複数の替え歌(レパートリー)を、例えばツーピーピーからツツピーツツピーへと変えて鳴く。

異句交唱型

多様な要素、句、節を入れ替えつつ連続して鳴く。(ギョギョシギョギョシカイカイケケッケ)

 

ジョイソング(浮かれ歌)

ホオジロなどは1011月ごろにさえずることがある。

小春日和に浮かれ歌と軽く考えられていたが、翌春の縄張り確保と、

つがい相手の確保のための大切な行為。

雪の少ない地域では、繁殖期が終了してもホオジロの番は、

同じ縄張に残り、行動を共にする。

継続して棲み続ける個体だけが秋にもさえずる。

ラブソング

オスがメスに対して行う愛の歌

テリトリーソング

縄張宣言の歌

 

雌は複雑な囀りに対する選好性を持つ。

単純な囀りを繰り返し雌に聞かせると、反応はすぐに順化する。

複雑な囀りは雌の反応に起こる順化を防ぐことができる。

 

サヨナキドリ

(ナイチンゲール)

♂は一晩中囀ることがある。

♂は♀とつがいになると、夜は歌わなくなる。

独身の♂は、日中は鳴きながら移動する。

夜は鳴くだけで移動しない。

昼の歌は縄張りの境界を探るためのもの。

夜の歌は♀を誘うためのもの。

♀は夜も活発に行動。

♀は夜にベストパートナーを探しまわる。

 

メスのさえずり

メスのさえずりの意味

@ つがいの絆を強める

A ライバルのメスに対する威嚇

フクロウ、アオバズク、コジュケイ、タマシギ、モズ、ヤイロチョウ、カヤクグリ、イワヒバリ、カワガラス、ミソサザイ、イソヒヨドリ、マミジロ、コルリ、オオルリ、コマドリ、サンコウチョウ、イカル、ウソ

雌雄ともにさえずる鳥は、1年中縄張りを守り、渡りをせず、深い森に棲む一夫一妻制の種が多い。

サンコウチョウ、マミジロ、ヤイロチョウ

雌雄が抱卵を交代する前後に囀りが交わされる。

巣の周辺の安全を伝えたり、番の絆を維持する役目を果たしている。

コマドリ

 ♀が造巣中に囀る。

 抱卵中の♀が♂と囀りを交わしたという例も。

コルリ

 巣に敵が近づいたときに♀が小声で囀る。

 

デュエット

熱帯雨林や深い森に生息する鳥がよく行う。

木々に視界を阻まれ、姿を目で捉えるにくい相手とのコミュニケーションに、鳴き声が役に立つ。

縄張り内に他のペアが侵入して来たとき、デュエットの声が大きくなった。

縄張り防衛に有効。

 

多重音声現象

ワキアカトウヒチョウは同時に全く異質な音を二つ以上出すことができる。

これは左右の鳴管や鳴管の各部を別々に振動させて発声していると考えられる。

 

夜明けのコーラス

英語でも日本語でも「夜明けのコーラス」と呼ばれるが、実際には夜明け前に最も盛んになる。

♀の産卵は早朝。♀が出てくるのは産卵直後。産卵直後に行う交尾が、翌日の産卵の受精に効果がある。

早朝に交尾したい♂は、早朝に盛んに囀る必要がある。

夜明けの時間帯は、音の伝播条件が昼の二十倍も良い。

夜明けは、暗さと低温で、餌である虫などの活動が鈍く、見つけにくい。

そこで、餌探しは日中。囀りは夜明けを中心に行う。

日が昇る前は、空気が安定していて風がない。

風音に影響されにくい。

セミが鳴かないので、邪魔されない。

猛禽類はまだ活動前なので、襲われない。

(ウグイスは、藪にいて猛禽類に襲われにくいので、鳴き始めが遅い)

 

囀りの開始時間

(日の出と比べて)

 

平均

晴れた日

曇りの日

ハシブトガラス

36

37

37

キジ

16

22

19

ハクセキレイ

14

16

12

スズメ

12

17

10

ヒヨドリ

11

13

12

トビ

2

2

5

ハシブトガラスは早い時間から鳴きだす。

 

ツバメ

ホトトギス

温かいほど早く鳴く

ヒバリ

ウグイス

緯度との関係が深い

 

方言が確認されている鳥

アカハラ

センダイムシクイ

ホオジロ

 

大脳の左半球を損傷するとうまく歌えなくなる。

オス

歌を学ぶための部分が発達

メス

聞き分けるための部分が発達

 

 

生息場所

草原

高周波

森の周辺

中間

低周波

草原では音源定位に向いている高周波音が適している。

森では音が木にぶつかりはね返されたり、吸収されることが多いので、

長い波長を持つ低周波音のほうが適している。

 

開けた場所に生息する種は小さな声で、

見通しの悪い場所に生息する種は声が大きい傾向が有る。

シジュウカラ類の警戒声は8kHz以上。

シジュウカラ類には辛うじて聞こえるが、猛禽類には聞こえにくい音域。

 

警戒の声

シジュカラ

ジュクジュク

ヤマガラ

ニーニー

メジロ

キュリキュリ

ムクドリ

ジャー

ツィッツィッ

スズメ

チーエ チーエ

囀りでは、自分の居場所が分かりやすいトーンで歌う。

警戒の地鳴きでは居場所がつかみにくい高周波の声。

 

 

幼鳥の声

成鳥の声

オオバン

ピューイ

クルルッ

オオセグロカモメ

クェーッ

キィーユ

ガガガガ

コゲラ

キッキッ

ギー

セグロセキレイ

ジジジッ

ジッ

ヒヨドリ

チーヨ

やや細い感じ

ピーヨ

センダイムシクイ

チー

ピィ

コサメビタキ

ジージー

ツィー

シジュウカラ

シーシーシー

ツピッ

ホオジロ

きしんだ声

チチチッ

オオジュリン

ピー

チュイン

カワラヒワ

ビュイビュイ

キリコロビュイーン

スズメ

シリ、シリ

チュン

ムクドリ

キャッキャラ

キュ

ハシブトガラス

ウンアー

間延びしている

カー

 

冬鳥のさえずり

タゲリ

縄張りの上空をピーウィーと鳴きながら宙返りする。

タシギ

チクッチクッチクッと鳴き、

ミュミュミューと尾羽を鳴らし急降下

子山羊の声に似ている

ミヤコドリ

キュキュキュキビキビキビ

メダイチドリ

ギギギ、ギイウイ

コバシチドリ

キッキッキッ

オグロシギ

キュキュキュ

オオソリハシシギ

キュイイイ

チュウシャクシギ

ポーポーピルルル

ホウロクシギ

ポーォ、ポポポ、ポーポー

アオアシシギ

キュイ キュイ キュイ

クサシギ

キュイピピ

タカブシギ

ピチュ ピチュ

キアシシギ

ピピピ ピピュ ピピュピピピ

キョウジョシギ

キョイ キョイ キョリョリョリョ

ハマシギ

ジュジュジュ

タヒバリ

チッチッチィー、ツィツィ

オオモズ

チュチュリ、チュチュピィー

キレンジャク

ヒリヒリリ、チリチリ、ジュッジュッ

ジョウビタキ

ヒチチューチョイチュウ

ツグミ

キョロン、キョロン

ポピリョン、ポピリョン

クロツグミのような明るい声

シロハラ

キョロン、キョロン

キョロロン、キョロロンツリリ

アカハラより濁った声

カシラダカ

ピョヒョロリキュルルヒッ

ピーチュク、ビルビル、チー

ヒバリのような複雑な声

ミヤマホオジロ

チィチュリチュリ

チィチチチュルリリ

ヒバリのような複雑な声

アトリ

チッチッ ビィー チッチッ ビィーン

マヒワ

チルチュルチルチーイ

アカマシコ

ピチピチ、ピチュピチュピー

ミヤマガラス

クヮクヮクーン クヮクヮクー

 

 

鳥の声

日本

イギリス

ウズラ

アジャパー

wet my lips

ガチョウ

ガァガァ

ガグル

カラス

カー

クロウ

キアオジ

チ、チ、チューウィー

Little bit of bread and no cheese

クロツグミ

キョロロン

スピアロ ヒアロ ホイアロ 

ケリ

ケリ

did all eat

コウライウグイス

ピョロピィピリョピィー

Who are you?

コジュケイ

チョットコイ

People pray (人々は祈る)

People when

シジュウカラ

ツツピー

ティーチャー(teacher)

セグロカッコウ

ワァ、ワァ、ワァ、オー

One more bottle

ニワトリ

コケコッコー

コッカァドゥードゥルドゥー

フクロウ

ホー

フート

フタオビチドリ

キリディリ、キリディリ

Kill dee(r) 

ミヤコドリ

ピッピ、クリー

Bi Glic,Bi Glic (賢くあれ、賢くあれ)

アカライチョウはイギリスで『ゴーバック(帰れ)

オオジシギはロシアでは 『イズビニーチェ(すみません)』 

シジュウカラはドイツではツィツィベー、フランスはツィツィデー

フクロウはアメリカでは『誰だ、誰だ、おまえは誰だ』

Who-o who-o who are you?

チョウゲンボウはギリシア語の『ヴェヴ・アイ・オセ(はい、確かに)』 

 

ドラミング

声によらないで生じる音によるコミュニケーションのこと。

囀りと同様に異性を惹きつけ、縄張防衛に役立てる。

ドラミング

タトゥーイングともいう。

キツツキ類が木の幹を激しくたたくのを、

一般にはドラミングと呼ぶ。

一分間に20回ほど

オスメス共に行う。

クラッタリング

コウノトリやアホウドリでは、

くちばしをカスタネットのように、たたいて音を出す。

オスメス共に出す。

800mも届く。

昔話『鶴の恩返し』の鶴はコウノトリ。

母衣打ち

(ほろうち)

母衣とは翼の下の羽のこと。

キジやヤマドリは、翼で地面を打ち音を立てる。

エリマキライチョウでは胸をたたいて音を出す。

尾音誇示

オオジシギでは尾羽の摩擦音でなわばりを主張する。

 

音発生効率

ほぼ100%

2%

 

他の動物などの声をまねする鳥がいるが、

哺乳類では高等猿類でもできない。

 

他種のさえずりを取り込む鳥

キビタキ、コヨシキリ、モズ

 

単純な囀りより、複雑なレパートリーの囀りを聞いた方が巣作りが早まる種も。

 

オオミズナギドリ

オス

甲高い ピューウィー

メス

低い  グア オウーエー

 

コハクチョウ

コホ、コホ オオハクチョウより細い声

オオハクチョウ

コー、コー 大きな声

 

コウノトリ

ヒナはビィービィーと鳴くが、

成長すると鳴かなくなり、嘴打ちをするようになる。

カッタリングの基本周波数はオスのほうが低い。

 

サンカノゴイ

さえずりは5kmも届く。

 

ヨーロッパオオライチョウ

人間の聴覚では捉えられない40Hz以下の超低周波音を出す。

 

キジの声

ケーン、ケーン

縄張り宣言

ケッ、ケッ、ケッ

警報鳴き

他の♂に対して、自分の縄張りに入らないように警告。

ケーケーケー

敵対鳴き

縄張りに侵入した♂に対して『俺の方が強いぞ』、『攻撃するぞ』

チョケーン、チョケーン

飛翔鳴き

飛行中の鳴き声。

上空から威嚇する意味も。

 

ミヤコドリ

9種類の異なる声を出す。

タマシギ

普通の鳥の気管は、口から肺に真っすぐつながるが、タマシギの♀の気管はとぐろを巻くので、良い声が出る。

 

キジバト

地鳴き

デデッポーポー 五泊子

求愛

クゥー

威嚇

プンッ

 

カッコウ

全く学習しなくても正確にさえずれる。

ウグイス

ミヤマシトド

仲間のさえずりを聞くことによって、

固定したパターンが完成する。

大まかな旋律(鋳型)を、学習によって、

最終的なさえずり(結晶化)に作り上げる。

 

ヒバリ

巣作りの初期は飛翔しながらの囀りが多い。

産卵期〜育雛期は地上での囀りが多い。

 

ツツドリ

ポポ ポポ 二声ずつ

ヤツガシラ

ポポポポ  四声ずつか、

ポポポ   三声ずつ

 

フクロウ

オス

ホッホー、ホロッコホッホー

メスが転卵するとき

ゴッゴッゴッゴ

卵の中の雛

ビフィー

45日目の雛

ピジュー

 

クマゲラ

コロコロ

飛翔時 人の存在に気づいている時(気づかないときは無音)

キャー

樹上で停止時 人などが営巣木近くにいる時

ミャー

つがい同士や親子間 交代する時など

アカゲラやアリスイも

キィックウィ

巣立ちを促す時

 

ヒヨドリの地鳴き

「ピィー、ピィー」など伸ばす

鳴き合い

「ピィッ」など短い

興奮、警戒

「ピィーピィルルルル」などと長い

機嫌が良いとき

 

 

コマドリ

木のてっぺん

早朝

長時間

地上近く

日中

短時間

地上近くの低い場所が大半

中間の高さでは歌わない。

 

ヤブサメ

日本で一番高い声

8Hz16Hz

昼とは異なる囀りを夜間行う。

 

ノビタキ

チャッ、チャッ

キツネやモズが巣に近づいたとき

捕食者の注意を自分に引きつける。

フィ、フィ

キツネやモズが巣に近づいたとき

雛に注意をうながす。

ピッ、ピッ

自分にも危険な鷹の出現時

ケ、ケ、ケ

カッコウに対するモビングコール

 

セッカ

縄張宣言

上昇時のヒッヒッヒッが長い

求愛

上昇時のヒッヒッヒッが短い

チャチャッ、チャチャッが長い

メス

巣の周りでフィッフィッ

地鳴き

チー

 

オオルリ

雌が近くに敵を発見すると雄のように囀り始める。

 

コガラ

3.5秒で「チーペ」を5回。最後に「チー」で1

3秒空ける

1分間に10回鳴く

ヒガラ

3.5秒で「チペチー」を6回。

2秒空ける

1分間に11回鳴く

 

メジロ

オス

メス

チー

チュー

ツー

チェー

 

メジロ

チィ

短い

鳴きかわし

♂♀

チィー

ピー

長い

群れから離れた時など

チィチィチィ

連続

威嚇、逃避

♀が主

 

メグロ

囀りはルリビタキに似る。

 

シマアオジ

さえずりは『草原のフルート奏者』と呼ばれている

 

ホオジロ

16通りのレパートリーを囀り分けている。

 

イカル

JR駅にあるキヨスクのイメージキャラクターはイカル。

イカルの声を『キーヨスクー』と聞きなして選ばれた。

 

ウソ

めったに囀らない。

地鳴きの『フィ、フィ』に『ピョー』や『ヒョオ』を混ぜる。

 

スズメ

ヒナの声

シリ、シリ、シリ

地鳴き

チュン・・・チュン・・・

チュイッ チュイッ

さえずり

一定のリズムがある

(尾を下げる)

チューツ チイン チュン チー

チュウイーン チイン チューツ チョン

チィン チュウイーン チューツ チイン

チュウイーン チューツ チュウイーン

チューツ

求愛

(尾を上げる)

チュン、チュン、チュン

警戒

チーエ チーエ

喜び

チュン チェッ 繰り返す

威嚇

チュン チュン 急調子

怒り

(首を伸ばす)

ヅュウ

危険を知らせる

ジュク ジュク ジュク

ジュリ、ジュリ

 

ハシブトガラス

短音

合図、攻撃、不安

長音

報知、安心、満足

警戒コール

 鳴き声の感覚が狭くなる。

 周波数が高い。

 複雑になる。

 

ハシブトガラスの声

カカカカ

知らせ、警告、問いかけ

カラッ、カラッ

恐れ、警告

カッカッカッ

遠くへ知らせ、連絡

クワックワッ

不安を含む知らせ

カァ、カァ

呼音、答え

カーカー

場所、行動の報知

カ、カ、カ

満足、安全

カァーァ

満足の発散

ガラー

警告

ガーガー

知らせ合い、外敵への恐れ

ンガー

雛への給餌合図

カコ、カコ

餌の知らせ(♂のみ)

カオ

餌に雌を呼ぶ

クワ

餌隠しの声

カッカワー

給餌終了、人が近づいた知らせ

 

 

最大音圧周波数(kHz)

最高周波数(kHz)

ハシボソガラス

1.7

10.4

ハシブトガラス

1.3

6.1

ボソはブトより高い周波数の声を出す

 

外来種

低山に生息するガビチョウ、標高千m位に生息するソウシチョウ。

中国原産。

冬でもさえずる。

これは日本で進化した種ではないので、

日本の季節性にまだ適応しきれていないから。

 

ミツオシエ

南アジアで2種、アフリカで13

ノドグロミツオシエは舞うように飛びながら鳴き続けてラーテルという

イタチの一種や人をミツバチの巣へ案内する。

このときの声はさえずりではなく、地鳴きとも言えない。

ミツオシエは人やラーテルが食べない蜜蝋を食べ、消化できる。

腸の中で養っているバクテリアが分解する。

 

初音

初めて聞く声を初音というが、初音はウグイスとホトトギスだけ。

それはこの二つの鳥はその初音が待たれるから。

ウグイスの初音は春の訪れ、ホトトギスは夏の訪れ。

 

アヒル

オス

ギーギー

鳴器がこぶ状に発達。

メス

ガアガア

鳴器が退化消失しているために起こる摩擦音。

ドナルドダックの声はメス

 

体の大きな鳥ほど発声器官も大きくなり、声は低い傾向。

♂より♀が小さい種では、♀が高音となる。

声の高さ

(Hz)

 

コサメビタキ(囀り)

3,00011,000

アオジ(地鳴き)

7,50010,000

クロジ(地鳴き)

7,50010,000

ヤブサメ(囀り)

7,5009,500

カシラダカ(地鳴き)

6,0009,500

キクイタダキ(囀り)

4,0009,000

エナガ(ジュリリ)

3,0009,000

サメビタキ(囀り)

3,0009,000

イイジマムシクイ(囀り)

5,0008,500

ヒガラ(地鳴き)

4,0008,500

エゾライチョウ(囀り)

6,5008,000

マキノセンニュウ(囀り)

5,5008,000

キバシリ(囀り)

4,0008,000

オオルリ

3,0008,000

ミソサザイ

チーチー

8,000

チルチル

5,000

エナガ(チーチーチー)

6,0007,500

アマツバメ(囀り)

5,5007,500

キレンジャク(地鳴き)

5,0007,500

ハシブトガラ(地鳴き)

4,0007,500

コゲラ(地鳴き)

5,0007,000

シジュウカラ(囀り) 

3,0007,000

カワセミ(地鳴き)

5,0006,500

ヒレンジャク(地鳴き)

4,5006,000

ウグイス

ケキョ

4,500

ホー

1,0001,500

イソヒヨドリ

2,0004,000

クロウタドリ

3,000

ジュウイチ

3,000

ホトトギス

1,800

タンチョウ

1,0001,500

8001,200

カッコウ

800

フクロウ

300600

ツツドリ

300500

シマフクロウ

150350

サンカノゴイ

100300

オオコノハズク

100300

コウモリ(クリック音)

30,000

アリ

50030,000

イルカ(クリック音)

25,000

イルカ(ホイッスル音)

5,00010,000

コオロギ

4,000

ケラ

3,500

ホッキョククジラ

2002,000

1001,000

ショウジョウバエ

166

イザリウオ

20

ナガスクジラ

20

 

 

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