暦
|
一般名 |
別名 |
|
陰暦月名 |
一月 |
睦月(むつき) |
|
二月 |
如月(きさらぎ) |
雁帰月(かりかえりづき) 星鳥(せいちょう) |
|
三月 |
弥生(やよい) |
雛月(ひいなつき) |
|
四月 |
卯月(うづき) |
鳥月(とりづき)(ちょうげつ) 鳥待月(とりまちつき) 得鳥羽月(えとりはづき) 鳥来月(とりくづき) |
|
五月 |
皐月(さつき) |
鶉月(うずらづき)(じゅんげつ) |
|
六月 |
水無月(みなづき) |
鶉火(じゅんか) |
|
七月 |
文月(ふづき) |
|
|
八月 |
葉月(はづき) |
雁来月(かりきづき) 燕去月(つばめさりづき) |
|
九月 |
長月(ながつき) |
|
|
十月 |
神無月(かんなづき) |
|
|
十一月 |
霜月(しもつき) |
|
|
十二月 |
師走(しわす) |
|
七十二候 |
||||
|
日本 |
中国 |
||
1月6日〜10日 |
|
|
雁北郷 |
雁が北に渡り始める |
1月11日〜15日 |
|
|
鵲始巣 |
鵲が巣を作り始める |
1月16日〜19日 |
雉始鳴 |
雉初めて鳴く |
野鶏始雊 |
雄の雉が鳴き始める |
1月20日〜25日 |
|
|
鶏始乳 |
鶏が卵を産み始める |
1月26日〜29日 |
|
|
鷙鳥試セ |
鷲、鷹などが空高く、 飛び始める |
1月30日〜3日 |
鶏始乳 |
鶏初めて鳥屋に就く |
|
|
2月9日〜13日 |
黄鶯見睨 |
鶯鳴く |
|
|
2月24日〜28日 |
|
|
鴻雁来 |
雁が北に渡っていく |
3月11日〜15日 |
|
|
倉庚鳴 |
山里で鶯が鳴き始める |
3月16日〜20日 |
|
|
鷹化為鳩 |
鷹が郭公に姿を変える |
3月21日〜25日 |
雀始巣 |
雀初めて巣くう |
玄鳥至 |
燕が南からやって来る |
4月5日〜9日 |
玄鳥至 |
燕来る |
|
|
4月10日〜14日 |
鴻雁北 |
鴻雁帰る |
田鼠化為鶉 |
熊鼠が鶉になる |
4月25日〜29日 |
|
|
鳴鳩払其羽 |
鳴鳩(いかる)が羽を払う |
4月30日〜5日 |
|
|
戴勝降于桑 |
郭公が桑の木で蚕を生む |
6月11日〜15日 |
|
|
鵙始鳴 |
鵙(もず)が鳴き始める |
6月16日〜22日 |
|
|
反舌無声 |
鶯が鳴かなくなる |
7月17日〜22日 |
鷹乃学習 |
鷹即ち技を習う |
鷹乃学習 |
鷹即ち技を習う |
8月23日〜27日 |
|
|
鷹乃祭鳥 |
鷹が捕らえた鳥を 並べて食べる |
9月8日〜12日 |
|
|
鴻雁来 |
雁が飛来し始める |
9月13日〜17日 |
鶺鴒鳴 |
鶺鴒鳴く |
玄鳥帰 |
燕が南へ帰って行く |
9月18日〜22日 |
玄鳥去 |
燕去る |
羣鳥養羞 |
多くの鳥が食料を蓄える |
10月9日〜13日 |
鴻雁来 |
鴻雁来る |
鴻雁来賓 |
雁が多数飛来して、 客人となる |
10月14日〜19日 |
|
|
雀入大水為蛤 |
雀が海に入って蛤になる |
11月18日〜22日 |
|
|
野鶏入水為蜃 |
雉が海に入って大蛤になる |
12月7日〜11日 |
|
|
鶡鳥不鳴 |
山鳥が鳴かなくなる |
本朝七十二候 |
|
黄鶯睍睨 |
うぐいすなく まだまだ寒さは厳しいが、鶯が山里で声美しく鳴き始める時節。 「黄鶯」=コウライウグイス 「睍睨」=鳴き声の良いさま |
雀始巣 |
すずめはじめてすくう 春の気ますます盛んとなり、雀が巣を作り構え始める時節。 |
玄鳥至 |
つばめきたる ツバメがいつものように南からやって来る時節。 「玄鳥」=ツバメ |
鴻雁北 |
こうがんかえる 雁が北へ渡っていく時節。 |
鷹乃学習 |
たかすなわちわざをならう |
鶺鴒鳴 |
せきれいなく 小川や沼などの水辺でセキレイが鳴き始める時節。 |
玄鳥去 |
つばめさる ツバメが南へ渡っていく時節。 |
鴻雁来 |
こうがんきたる 雁が飛来し始める時節。 |
雞始乳 |
にわとりはじめてとやにつく 鶏が春の気を感じ、卵を産み始める時節。 |
七十二候 |
|
雁北郷 |
かりきたにむかう 雁が北へ向かって渡る時節。 「郷かう」=目指す方向へ真正面に向く |
鵲始巣 |
かささぎはじめてすくう カササギが巣を作り始める時節。 |
野雞始雊 |
やけいはじめてなく 雄のキジが鳴き始めめる時節。 「雞」=鶏の異体字 「雊」=雄のキジが鳴く |
雞始乳 |
にわとりはじめてにゆす 鶏が春の気を感じ、卵を産み始める時節。 交尾を始める時節という説も。 「乳す」=鳥が卵を産む |
鷙鳥試セ |
しちょうれいしつす 鷲や鷹などの猛禽類が空高く、かつ速く飛び始める時節。 「鷙鳥」=荒々しい鳥 「試セす」=空高く、かつ速く飛ぶ |
鴻雁来 |
こうがんかえる 冬の間、湖や沼で鳴いていた雁が北へ帰っていく時節。 「鴻」=ガンの大型のもの 「雁」=ガンの小型のもの 鴻雁来と対をなす(雨水次候も白露初候も同じ字で読みが異なる) 日本では「鴻雁北」 |
倉庚鳴 |
そうこうなく 山里でウグイスが鳴く頃。 倉庚=ウグイス |
鷹化為鳩 |
たかかしてはととなる 鷹が仲春の気を強く感じて、鳩(カッコウ)に姿を変える時節。 |
玄鳥至 |
げんちょういたる 玄鳥が南からやって来始める時節。 「玄鳥」=ツバメ 玄鳥帰と対をなす |
田鼠化為鴽 |
でんそかしてうずらとなる 田鼠が陽気を強く感じて鴽になる時節。 「田鼠」=クマネズミ(モグラ説も) 「鴽」=ミフウズラ |
鳴鳩払其羽 |
めいきゅうそのはねをはらう 鳴鳩が羽を払う(はたき清める)時節。 「鳴鳩」=イカル(鳩、カッコウ説も) |
戴勝降于桑 |
たいしょうくわにくだる カッコウが桑の木に止まって、蚕を生む時節。 「戴勝」=カッコウ(ウソ説も) 中国では、カッコウと桑の木は対をなすもの。 |
鵙始鳴 |
もずなじめてなく 鵙などが鳴き始める時節。 |
反舌無声 |
はんぜつこえなし 反舌が鳴かなくなる時節。 「反舌」=モズだが、日本の時期に合わないので日本では鶯 |
鷹乃学習 |
たかすなわちがくしゅうす 今年生まれた鷹の幼鳥が飛ぶことを覚えて空に舞い上がる時節。 |
鷹乃祭鳥 |
たかすなわちとりをまつる 鷹が捕えた鳥を並べて食べる時節。 「乃」=すなわち 鷹は獲物をすぐに食べないで並べて置く習性があるとされ、 人が物を供えて先祖を祭るのに似ている。 |
鴻雁来 |
こうがんきたる 雁が北の方からやって来るのを見かける時節。 |
玄鳥帰 |
げんちょうかえる ツバメが南へ帰って行く時節。 |
羣鳥養羞 |
ぐんちょうしゆうをやしなう 多くの鳥たちが食物を蓄えて、冬に備える時節。 「羣」は「群」の本字 「羞」=おいしい食物 「養う」=とっておく |
鴻雁来賓 |
こうがんらいひんす 雁が飛来して客人となり、湖や沼がにぎやかになる時節。 |
雀入大水為蛤 |
すずめたいすいにはいりこはまぐりになる 雀が海に入って蛤になる時節。 |
野鶏入水為蜃 |
やけいみずにいりおおはまぐりとなる キジが海に入って、オオハマグリになる時節。 「蜃」=おおはまぐり 蛤は小さいはまぐり |
鶡鳥不鳴 |
かつちょうなかず ヤマドリも鳴かなくなる寒い時節。 「鶡鳥」=やまどり |
3月20日 |
スズメ |
世界スズメの日 |
3月21日 |
ツバメ |
聖ベネディクトの頃には燕が軒下に来る。 イタリアの諺 |
4月1日 |
カッコウ |
スコットランドで行われる『ゴウク狩り(Hunt the Gowk)』 gowkは古いスコットランド語でカッコウ。 『愚か者』を意味する。 愚か者に対して悪ふざけが許される日。 フランスでは16世紀に新年が4月1日から1月1日に変わったが、変わった事を知らず、4月1日に年始周りをする人もいた。 そんな世間知らずをからかったのがエイプリル・フールの起源。 スコットランドではApril gowk(4月のカッコウ) |
8月7日 |
ハイイロチュウヒ |
Hen
Harrier Day 英国 2014年から |
11月11日 |
ガチョウ |
聖マルティン祭 この日はガチョウを食べる日。 マルティンがガチョウ小屋に隠れていたことによる。 |
冬至前後 |
カワセミ |
Halcyon
days ギリシャ神話由来 冬至前後の天候の穏やかな時期のこと。 睡眠導入剤の名にもハルシオンが使われている。 |
12月26日 |
ミソサザイ |
アイルランドでは、クリスマスの翌日が「聖ステファノの日」(通称 ミソサザイの日)で、祝日。 |
1月7日 |
ウソ |
鷽替え神事 太宰府天満宮 (初天神の1月25日 亀戸天神などで開催) |
3月3日 |
|
世界野生生物の日 |
3月11日 |
|
1934年、日本野鳥の会設立 |
3月22日 |
キジ |
日本の国鳥としてキジが選ばれた日 |
4月14日 |
|
干潟・湿地を守る日 |
5月 3日 |
|
1912年、日本鳥学会設立 |
5月 10月 第二土曜 |
|
世界渡り鳥の日 |
5月10日〜 5月16日 |
|
愛鳥週間 |
5月11日 |
鵜 |
長良川鵜飼開きの日 〜10月15日 |
5月22日 |
|
国際生物多様性の日 |
6月15日 |
オウムとインコ |
オウムとインコの日 0 6 1 5 オウ ム イン コ |
7月20日 24日 27日 |
鷺 |
津和野の鷺舞 弥栄神社 |
8月10日 |
焼き鳥 |
焼き鳥の日 8 10 やき とり |
9月6日 |
カラス |
カラスの日 英語のクロウから 色が黒いから |
9月17日 |
ヤンバルクイナ |
語呂合わせでヤンバルクイナの日 国頭村議会が制定 |
10月4日 |
|
世界動物の日 |
10月10日 |
オオヒシクイ |
オオヒシクイの日 |
10月10日 |
トキ |
日本のトキ、絶滅 2003年10月10日 日本最後の野生トキ(キン)死亡 |
10月24日 |
文鳥 |
文鳥の日 手(10)に(2)し(4)あわせ |
11月1日〜 11月7日 |
|
バードウォッチングウイーク |
11月13日 |
ヤンバルクイナ |
1981年11月13日ヤンバルクイナ発見 |
毎月22日 |
白鳥 |
スワン、スワン(吸わん、吸わん) |
毎月28日 |
鶏 |
ニワトリの日 |
私が制定した記念日 |
||
2月 3日 |
ツミ |
ツミの日 |
4月 4日 |
ヤブサメ |
鳴き声が『シシシシ』 |
4月10日 |
シジュウカラ |
シジュウカラの日 |
5月10日 |
ゴジュウカラ |
ゴジュウカラの日 |
5月13日 |
ゴイサギ |
ゴイサギの日 |
6月 9日 |
ムクドリ |
ムクの日 |
7月7日 |
カササギ |
七夕の夜、鵲の橋を作る |
8月 4日 |
鷲 |
鷲の日 |
8月10日 |
鳩 |
鳩の日 |
8月16日 |
ヤイロチョウ |
ヤイロチョウの日 |
9月 1日 |
キーウィ |
キーウィの日 |
10月10日 |
トキ |
朱鷺の記念日 |
11月11日 |
ジュウイチ |
ジュウイチの日 |
毎月29日 |
フクロウ |
フクちゃんの日 |
アイヌの暦 日がそこから長くなる三月から始まる |
||
三月 |
イノミ チュブ |
祝い日 |
トエンタンネ チュプ |
日がそこから長くなる月 |
|
四月 |
ハプラプ チュプ |
鳥が出て鳴く月 |
五月 |
モ キウタ チュプ |
ひめいずいを取り始める月 |
六月 |
シ キウタ チュプ |
ひめいずいを盛んに取る月 |
七月 |
モ マウ タ チュプ |
はまなすを取り始める月 |
八月 |
シ マウ タ チュプ |
はまなすを盛んに取る月 |
九月 |
モ ニヨラプ チュプ |
木の葉の初めて落ちる月 |
十月 |
シ ニヨラプ チュプ |
木の葉の盛んに落ちる月 |
十一月 |
ウンボク チュプ |
足の裏が冷たくなる月 |
十二月 |
シュナン チュプ |
たいまつで魚を取る月 |
一月 |
ク エ カイ |
弓が折れるほど狩りをする月 |
二月 |
チウ ルプ チュプ |
海が凍る |
ホルカバ(後戻りの月)という閏月があった。
初音 |
初めて聞く声を初音というが、初音はウグイスとホトトギスだけ。 それはこの二つの鳥はその初音が待たれるから。 ウグイスの初音は春の訪れ、ホトトギスは夏の訪れ。 |
忍び音 |
ホトトギスだけに用いる。 姿を隠し、声を潜めて鳴くホトトギスの初音。 |
都鳥 |
俳句の世界ではユリカモメ ユリカモメもミヤコドリも冬の季語 |
万葉集 |
万葉集で鳥の詠まれた歌は611首、37種以上。 |
最も多く歌われたホトトギスは156首。 托卵の習性が知られてなく、ホトトギスはウグイスの子供と信じられていた。 |
|
雁67、鶯51、たづ (鶴含コウノトリ、アオサギ)46、鴨27、千鳥24、鶏16、鵜12、あぢ(トモエガモ)9、カッコウ9、雉8、にほどり(カイツブリ科)7、鷹7、鶉7、ぬえどり(トラツグミ)6、ミサゴ6、鴛鴦4、山鳥4、烏4、雲雀3、鷲(イヌワシ)3、百舌2、たかべ(コガモ)2、シメ2、イカル2。 |
|
燕、鴫、アトリ、ケリ、鴎、鷺、アイサは1首。 |
|
雀0 |