まぶた
|  | まぶた | 瞬膜 | ||||
| 魚類 | × |  |  | × | 下〜 | サメ類などに有り | 
| 両生類 | ○ | 上 | 有り カエル 無し おたまじゃくし | ○ | 下〜 |  | 
| 爬虫類 | × |  | ヘビ ヤモリ ワニ | ○ | 前〜 |  | 
| ○ | 下 | トカゲ、亀 | ||||
| 鳥類 | ○ | 上下 |  | ○ | 前〜 |  | 
| 哺乳類 | ○ | 上 | 霊長類 | × | 前〜 | 猫などに有り | 
| 上下 | 霊長類以外 | |||||
| 『カモ類の瞼が白いのは、眼を開けているように見せるため』という説もあるが、 ハクチョウやハクガンでも瞼が白いので疑問。 | 
| まぶた | まぶたは上下にあり、ほぼ同じ大きさ。 | |
| まばたき | 上まぶたを閉じる種が多い。 | |
| 睡眠時 | 下まぶたを閉じる。 上下の瞼を閉じる種も。 | |
| まぶたには白や茶色い羽毛が生えている種が多い。 換羽の状況により、色が変わる。 | ||
| サギなど、顔に裸出部のある種では羽毛の生えていない種が多い。 | ||
| アカメクイナ | 瞼が赤いので命名された。 | |
| フクロウ類 | 嘴の周りに生えている感覚毛に物が触れると反射的に瞼を閉じる。 狩りで獲物を掴む瞬間も瞼を閉じる。 | |
| 片目だけ閉じたり、 | ||
| キツツキ | 木屑から眼を守るため瞼が前方から閉じる種が多い | |
| カワガラス | 頻繁にまばたきするので、白い上まぶたが目立つ。 下まぶたを閉じることもあるが、上まぶたを閉じることが多い。 | |
| 白い上まぶたを、威嚇や求愛にも利用する。 | ||
| アオジ | 台湾語で黒瞼鵐 | |
| エナガ | 上瞼は庇状。(成鳥は黄色、幼鳥は赤) (イギリスの亜種は成鳥でも赤) | |
| スズメ | 白い上まぶたを1/3ほど、頻繁に下ろす。 時間は0.03秒ほど。 | |
| 鳥は死んだときまぶたを自然に閉じる唯一の生物。 | ||
| いわゆるアイリング | 眼瞼輪 (まぶたの端) | 皮膚 | ツミ(黄) ハヤブサ(黄) アカアシチョウゲンボウ(澄) カリガネ(黄) ハイイロガン(ピンク) ナベコウ(赤) ケリ(黄) コチドリ(黄) ウミネコ(赤) アカメカモメ(赤) ドバト(灰) キジバト(赤) アオバト(青) ホトトギス(黄) アカコッコ(黄) シロハラ(黄) エナガ(黄) エナガ幼鳥(赤) | 
| アイリング | 羽 | タマシギ(白) ツルシギ(白) センダイムシクイ(白) サメビタキ属(白) メジロ(白) メグロ(白) ノジコ(白) コホオアカ(白) ガビチョウ(白) ズグロカモメ(白) ケイマフリ(白) アデリーペンギン(白) | |
| 皮膚 | サンコウチョウ(青) | ||
| メジロのアイリングが白くなるのは、巣立ち後10日ほどたってから。 | |||
| メジロのアイリングが白いのは、目の周り付く外部寄生虫の侵入を明らかにするという説があり、求愛対象からはずされる。 | |||
| サメビタキ属の白いアイリングは羽だが、 その内側にある皮膚の黒い眼瞼輪により眼が大きく見える | |||
| タマシギの眼瞼輪は黒く、その周りが白いので眼が大きく見える。 | |||
| 夏羽のユリカモメ、赤い皮膚の眼瞼輪とその外側に白い羽毛のアイリング。 | |||
| ハヤブサの幼鳥のアイリングは成鳥より強く紫外線を反射し、求愛対象とならないマークとなる。 | |||
| サンコウチョウの嘴とアイリングは紫外線を強く反射する。 | |||
| 筋肉 | 眼瞼開閉 | 眼瞼筋と上眼瞼拳筋、下眼瞼下引筋。 | 
| 瞬膜 | 瞬膜方形筋と瞬膜錐体筋の収縮による。 | 
| 閉じた瞼 | |