サンコウチョウ

 

サンコウチョウ
 
 
 

初めてサンコウチョウを見たのは、群馬県高崎観音山の近く。
バードハウスに詰めてる野鳥の会の人に
『サンコウチョウを見に来ました』と言ったら、
『私も見てません』と言われ、ズルッ。
『でも、近くで見た人がいますよ』とのこと。
森を一回りして戻ると、その<見た人>が待ち構えていて、
『地元の人に教えると荒らされるから教えられないけど、東京の人だから』
との事で、車に乗せてくれました。
車を降りて山道へ。
左側は暗い杉の植林、右は明るい落葉広葉樹。
しばらく歩くと、『あっ、サンコウチョウだ』の声。
見ると特長の有る三角の巣に、長い尾をはみ出して座るオスのサンコウチョウがいました。
暫くしてメスと交代。
『我々が見ているから囀らないんじゃないか』とのことで、移動。
トビの巣を座って観察。
「ツキヒホシ、ホイホイホイ」と声が聞こえてきたと思ったら、
手が届きそうなすぐ目の前を、尾をヒラヒラさせながら飛んで、もう感激 !

 

二度目は茨城県牛久自然観察の森。
声は聞こえても姿が見えません。
ローインパクトがモットーの私としては、歩道のロープを越えて行く訳には行きません。
遠回りしてみたら道の真ん中に張り出した枝に、サンコウチョウが止まってくれました。

 

宮崎県御池は圧巻でした。
あっちこっちで囀りが聞こえ、姿も簡単に見られました。
双眼鏡で見てるのは私だけ、他の人は無視して通り過ぎます。
ここでは『普通種』でした。

 

01年5月26日、浮間公園で初めて声を聞いた時はドキッとしました。
浮間公園にも立ち寄るんだと思うと感激です。
中央尾羽が一枚しかないけど、紛れも無くオス。
朝食を食べてまた出直したら、もういませんでした。
中央尾羽が一枚欠けていたので、もしや一枚落ちているかもと探したのですが、
ありません残念。