地名

 

国名

アルバニア

現地語の表記 シュキペリセ Shqiperise 鷲の国

(誇り高き鷲の子孫との伝説から)

英語表記はAlbania白い国(白い石灰岩の地質から)

ケニア

アフリカ第二の高峰ケニア山から

山頂に雪が積もる様子がダチョウの頭に似るので、現地の言葉で「キーニャ(ダチョウの山)」という説も。

コソボ

クロウタドリは現地の言葉で「コス」+平原

サモア

(場所を示す接頭語)

モア(巨鳥モア)という説も

地域

アステカ

メキシコ中部のアステカ族の部族名は故郷アストランに由来。

これは『鶴のいるそば』

オリョル

ロシア 鷲

双頭の鷲はロシア帝国の国章。

グアラプアバ

ブラジル

野生のフラミンゴ

クレフェルト

ドイツ

カラスの野

アムノック川

北朝鮮 / 中国 

朝鮮語で『鴨緑』 水の色が緑色。

ウィニスク川

カナダ

インディアン語で『ヤマシギ』

カーキナーダ

インド

カラスの川

県名

鳥取県

大和朝廷に属し、オオハクチョウを捕獲、献上する、『鳥取部(ととりべ)』に由来。

古代人は、オオハクチョウは死者の魂を運ぶ神聖な鳥と考えていた。

白鳥を飼育するのが鳥養部(とりかいべ)

鳥取、鳥養などの地名は日本海沿岸に多い。

市町村

厚沢部町

あっさぶ (北海道)

アイヌ語のハッチャム(ムクドリ)+ベツ(大きな川)

阿知須町

あじす (山口県)

アジ(トモエガモ)のいる砂地

斑鳩町

いかるがちょう (奈良県生駒郡)

イカルが多く生息していたことから。

鳩を≪いかる≫とも言った。

≪いかるのいる処≫

カラ(大加羅)のキ()を意味するイカルキの転訛。

鶯沢

うぐいすざわ (宮城県)

中世からみえ、鶯に由来するとされる。

うずら (岐阜県)

ウズラが多く生息していた。

嘘越

うそごえ(長崎県佐世保市)

木々の間を吹き抜ける風の音が鷽の鳴き声に似るからという説も。

おし (埼玉県行田市)

オシドリ説も

鴨川

古代の加茂臣(かものおみ)の一族が来住したことによる。

鵠沼

(神奈川県)クグヌマの転化。白鳥の来る沼があった

黒氏

くろじ (石川県)

『くろうじ』とも言い、『黒地』とも書く。

古く、卜占に用いた志止止(しとと)鳥のアオジ、クロジの種類から名付けられた。

中世、黒地村。

近世、黒氏村。

明治22年〜黒氏

鴻巣市

こうのすし (埼玉県)

コウノトリの伝説由来という説も。

雫石

アイヌ語のシイカプ・ウシ(鷹のいる処)という説も

神鳥谷

ひととのや (本来は しととのや) (栃木県小山市)

シトトはホオジロやアオジのこと。

神占から

春国岱

しゅんくにたい

アイヌ語の『スンク・ニッ・タイ』(アカエゾマツ林がある砂丘)

守門

すもん (新潟県)

この地方の方言のスモンは巣守(すもり)

(コウノトリ)の巣ごもる霊山

高崎市

たかさきし (群馬県)

井伊直政が築城にあたり、鷹を飛ばして城地を定めたところから、鷹崎となり、後に高崎と改められた。

千歳市

ちとせ(北海道)

アイヌ語で『しこつ(大きな窪地)』と呼ばれていたが、鶴が多かったので『千歳』と改称した。

銚子

ちょうし (千葉県)

古くは鳥嘴とも書いた。

鳥に似た地形からという説も。

燕市

つばめし (新潟県)

古くは『津波目』

伝説ではツバメが群れたことで見つかった祠に由来。

端目(つばめ)の意。

信濃川の端の境界にあるという意味。

鶴岡市

つるおかし (山形県)

古くは大宝寺と呼ばれていた。

酒田に海亀が上がるとこれを吉祥として東禅寺城を亀ヶ崎城と改名。

これに対応させて大宝寺を鶴ヶ岡城に改めた。

鶴来町

つるぎまち (石川県)

古くは剱町と呼ばれる。

大火を機に鶴来町に改めた。

鶴見

鶴の飛来地

つら()(接尾語)の転化で、川岸や海岸に沿って、集落の連なった所。

出羽の国

山形県庄内地方

戦国時代の武将たちは鷹狩を大変好んだ。

月山の麓に鷹匠山があり、大網集落がある。

優秀な鷹や、弓矢に使用する羽根を徳川幕府に献上していた。

オオタカは鷹狩に一番多く使われ、最高位に位置づけられていた。

杜鵑峡

とけんきょう (長野県)

ホトトギスが鳴く渓谷。

鳥栖市

とすし (佐賀県)

風土記によると、鳥屋が鳥を応神天皇に献上して『鳥屋の郷』、

その後『鳥栖の郷』になった。

栃波

となみ(富山県)

鳥網すなわち栃波の山々を越えて来る鳥を捕らえる人たちが多かったの。初めは局地地名であったのが、広域の呼称たなった。

鳥羽

とば(三重県)

マオリ語の『タウ・バ』(船が停泊する集落)の転訛

つば()の転化

仁保

「にほどり(鳰鳥)」の棲む琵琶湖に由来

日本国

にほんこく

山形県と新潟県の境にある山(山は付かない)

この山で捕らえた鷹を将軍に献上したところ、『日本無双の鷹』と称されことから『日本国』と呼ぶようになった。

羽咋

はくい (石川県)

第十一代垂仁天皇の頃、この地に怪鳥(大毒鳥)が現れ、住民を苦しめた。その怪鳥を退治するため天皇が皇子を派遣、皇子は怪鳥を見事に射落とした。そして、お供の三匹の犬が、その羽を食い破った。

鳩ヶ谷市

はとがやし (埼玉県)

ハトの木(ブナ科のシリブカガシ)の生えている湿地。

武蔵国足立郡発度(はっと)郷から。

鳩のいる低地

一青

ひとと (石川県中能登町)

低湿湖沼にシトトが群れていた。

シトト→ヒトト 漢字で一青と書いた。(アオジの青から)

一青窈のルーツ(母の姓)(母方の祖母が一青の出身)

しとと(浸処)で、水につかりやすい土地

鵯越町

ひよどりごえちょう (兵庫県神戸市)

ひょうごえ(標越)であったが、鵯の字を当て変化。

領地の境界に標木を立てていた峠をいう地名

真鶴

まなづる (神奈川県)

遠望する地形が鶴のように見えることから。

百舌鳥

もず (大阪府堺市)

日本書紀によると、仁徳天皇が陵地をこの地に決め、工事を始めたが、鹿が突進し工人を襲おうとして直前で倒れた。

不思議に思って調べると、鹿の耳からモズが飛び立った。

鹿の耳を喰い裂いて人を救ったこのモズの勇ましさを称え、

この地を『百舌鳥耳原』と呼ぶようになった。

物集女

もずめ (京都府)

昔は鵙目と書かれていた。

河内国大鳥郡百舌鳥(もず)に住んでいた土師氏の支族がこの地に移り住んだという説も。

輪島

わじま (石川県)

昔、鷲の悪鳥がこの地に住んでいたので『鷲魔』が、輪島になったという説も。

「鷲山」が訛った。すぐ南に「鷹ノ巣山」があり、対比している。

 

東京

赤羽(北区)

あかはに(赤埴)の転化

赤いトキの羽がたくさん落ちていた。という説も

市谷鷹匠町

いちがやたかじょうまち(新宿区)

鷹匠の役人が居住していた。

鵜の木

うのき (大田区)

烏森

烏森稲荷神社から

鷺宮

さぎのみや (中野区)

神社に鷺が多く生息していたので『鷺宮大明神』と呼ばれたことから。

白鷺

しらさぎ (中野区)

白鳥

しらとり (葛飾区)

昔、白鳥沼があり、徳川家の御鷹狩りの場所。

巣鴨

すがも (豊島区)

昔は大きな沼がいくつもあって、さまざまな鳥がいて、なかでも鴨が多くいた。 という説も。

洲鴨とも書き、「すがも(菅藻)」の意で、川中に生える菅草の一種。

鷹ノ巣山

たかのすやま

鷹の営巣地。幼鳥を将軍に献上。

たかの台

(小平市)

尾張家の鷹場があった。

鷹番

たかばん (目黒区)

御鷹場の監視に当たる鷹場番所があった

鳥越

とりごえ(台東区)

源頼義が奥州征伐のとき、海が入り込んでいるために対岸へ渡るすべが無い。

やがて水鳥が海を越えていく。それを見て浅瀬を知り、無事軍勢を渡らせることができた。

鳩ノ巣

はとのす

1657年の江戸の大火(振り袖火事)で、復興のために奥多摩の山林を伐採し、多摩川を利用して江戸に材木を運んだ。

この伐採のための人足寄せ場の一つがこの地にも作られた。

寄せ場近くの水神近くの木に鳩が仲睦まじく巣を作った。

人々はこの鳩を霊鳥として大事にし、自分たちの安全を祈願した。

隼町

はやぶさちょう (千代田区)

鷹匠の屋敷があった

三鷹

みたか 

御三家の鷹場

かつて世田谷、府中、野方の三領に属する鷹場村だった。

御鷹場(みたかば)と言っていたのが三鷹に転じた。

連雀

れんじゃく (三鷹市)

連尺。(背負い梯子などのこと)

また、これを背負って物を運ぶ人。行商

木枠の左右の下端が鳥のレンジャクの尾に似るという説も。

江戸時代、神田に行商が多く住む連雀町があったが、大火により、現在の場所に移住させられた。

早稲田鶴巻町

わせだつるまきちょう

元は鶴牧で、鶴の放し飼いのための鶴番を置いていた。

鶴の飛来記録あり。

湧き水(水流 つる)が渦巻いていたという説も。

 

 

山手線

鶯谷

鴬谷という地名は無い。

寛永寺の一品法親王が、上野付近の鶯の音色が江戸訛りで聞き苦しいというので京都の鶯を運んで品種改良をした。

『初音の森』とも呼ばれ、鶯の鳴く名勝地となった。

今の鶯谷駅から1km以上離れていて、むしろ日暮里駅に近い。

巣鴨

多くの鴨が川に生息し、巣を作っていた、という説も。

目黒

眼の黒い不動尊にちなむ。

目白

目白不動のある場所

 

あじか

足近

阿自賀

阿遅加

低湿地にあり、「アジ(水鳥)()」で、水鳥の棲む土地。

 

あじかた

味形

鯵潟

砂地で水のもちが悪い田。

「アジ(水鳥)カタ()

あじふ

味生

アジ(水鳥)の棲む低湿の原野や干拓地

あじはら

味原

あちえ

阿知江

アヂ(水鳥)(入江)

あつえ

温江

あなみ

穴見

ワナアミ(罠網)で、鳥の網を仕掛けた所

あびき

網引

阿引

「網部」由来。

ワナアミ(罠網)を用いて鳥や魚を捕える職業部

あびこ

我孫子

アビキ(網引)の転化で、物部系に属した部民地名

あみ

阿見

阿弥

安見

阿弥神社は阿見町で、鳥や魚を捕える仕掛けのある場所

うかい

鵜飼

宇甘

主に中部以西

鵜飼部に由来。鵜を用いて魚を捕獲した部民地名

うかわ

鵜川

宇川

鵜飼いをする川

上川の約化

うど

鵜戸

宮城県

うとろ(洞窟)

うとう

 

東日本に多い

山から里へ、内陸から海へ下る坂を「ウトウ坂」

うなわ

鵜縄

兵庫県

うな(山尾根)()

うのすまい

鵜住居

岩手県釜石市

アイヌ語us-oma-i湾、そこにある、所

えさし

江刺

岩手県

餌差で、鷹の餌となる小鳥を捕える業者のいた所

おおとり

大鳥

河内国大鳥郡

日本武尊の白鳥伝説から大鳥を用いた。

おおわし

大鷲

岐阜県高鷲村

オホワチ(大茅草)を採取する所

おわせ

尾鷲

三重県

うはせ(上瀬)の転化。湾の奥にある浅瀬の海岸

かもこ

鴨子

鴨籠

かみこ(神処)

神を祭った所

かもした

鴨下

鴨志田

かもした(神魂田)

カミムスビの神を祭った所

からすやま

烏山

栃木県那須郡

烏山城から

くぐい

久々井

白鳥の飛来する所。

くぐき(漏井)で、水の漏れる井戸、または水田

こずや

小鳥谷

岩手県

ことや(小鳥屋)の転化鳥を捕える小屋の有った所

こつる

小鶴

子鶴

茨城町

こつら(小連)の転化。川流に沿って連なった小平地

一部に鶴の飛来地

こふ

古布

愛知県知多郡

こふ(白鳥)が飛来

こふのはら

子負原

海に面した低湿地で、「こふ(白鳥)」のいた原野

さぎうら

鷺浦

佐木浦

佐義浦

西日本

鷺の集まる浦

崎浦の当て字

ささべ

雀部

笹部

佐々部

雀部(ささきべ)臣、雀部造など関東以西

仁徳天皇の大雀(おほささぎ)命を御名代とした「雀部」の部民地名

しらとり

白鳥

白鳥神社に由来、一部に白鳥の飛来地

たかとり

鷹取

高取

鷹匠の住んでいた土地や山。

高く盛り上がった山

たかのす

鷹巣

鷹梄

鷹巣山なら字義どおりだが、鷹巣町の場合は盆地で、「たかす(高洲)」の当て字

つかり

束荷

山口県大和町

「とかり(鳥狩)」の転化で、鷹を使って鳥を捕えていた丘陵地。

つる

水流

九州に多い

つら()の転化で、川流に沿った小平地

つるい

鶴居

豊岡市

つらゐ(連居)の転化で、川岸に沿って集落の並んだ地

つるた

鶴田

九州に多い

つるた(連田)で、川岸に並んだ田地

つるは

鶴羽

鶴が飛来

つらには(連庭)の約化

とうがね

東金

千葉県

背後に鴇ヶ峰(とうがね)という岡があり、東金城ができた。

とかり

戸狩

鳥狩

戸雁

九州から関東

とかり(鳥狩)の意で、鷹を用いて鳥を捕えた。

とかり(砥刈)の意で、「トクサ(砥草)」を採取する地

とびう

飛生

北海道

トゥピウ(黒い鳥)

とみ

鳥見

登美

西日本

あとみ(跡見)の約化。鳥獣の足跡を調べる猟師のいた地

とや

鳥屋

鳥谷

東日本

「鳥屋」を意味し、鷹などの鳥を入れておく小屋のあった場所。

とりかい

鳥飼

「鳥飼部、鳥養部」とも記し、貴族のために鳥を飼育していた部民の地名。

はとやま

鳩山

埼玉県

はたやま(端山)の転化

はやぶさ

隼を飼育し、鷹匠の住んでいた土地

みどり

水鳥

 

岐阜県

みどろ(水泥、深泥)の転化

わしざき

鷲崎

山口県

あしさき(葦崎)の転化。葦の生えた洲の先

わしみ

鷲見

わしみ(走水)の当て字。川水の流れの速い所

わしみや

鷲宮

鷲神神社のある土地

 

うとうさき

善知鳥崎

青森県

アイヌ語のウトウ(突起)

わおしれど

ワオ シレド

北海道胆振虻田郡

アイヌ語ワオ鳥(アオバト)の岬

 

鶴の港

長崎港

稲佐山の山頂から見ると羽を広げた鶴のよう

 

 

サギ

トビ

白鳥

ウズラ

キジ

ツバメ

ヒバリ

スズメ

その他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホーム

鳥へぇ