鳥回文 し

 

この鴫、分かる?川岸の子

このしぎわかる、かわぎしのこ

シギ鵜混む 浮かび飛び交う 向こう岸

 

シギ鵜混む カリとアトリか 向こう岸

 

鴫、鵜、混む、向こう岸

 

知らぬ鴫、和歌歌う、川岸濡らし

しらぬしぎ、わかうたう、かわぎしぬらし

中州、川岸濡らし、知らぬ鴫、沸かすかな

なかす、かわぎしぬらし、しらぬしぎ、わかすかな

騒がしき 歯ぎしり鴫は 岸側さ

 

向こう岸 鷹去り酒田 鴫鵜混む

 

宵、知らぬ鴫去り、鷺、死ぬらしいよ

よい、しらぬしぎさり、さぎ、しぬらしいよ

若い鴫、にぎにぎしい川

 

七面鳥

マヤのワイルドターキー たどる岩の山

 

シノリガモ

鴨狩りの死、シノリガモか

 

シマアジ

シマアジ味甘し

しまあじ あじあまし

シマクイナ

「いないかシマクイナ」

「いない、熊しか居ない」

いないかしまくいな いないくましかいない

シマゴマ

今、鳴かず、シマゴマ静かな舞い

いま、なかず、しまごま、しずかなまい

タイ、モミジ。

シマゴマ、ゴマシジミも居た

たいもみじ しまごま、ごましじみもいた

シメ

イカ飯食べたシメかい?

いかめしたべたしめかい

シメの待つ モミの木の実も 妻の飯

 

書き留めし 柏の鷲か シメ朱鷺か

 

垂れそめし キブシにしぶき シメそれた

 

いかめしいシメかい

 

いかめしいよ、強いシメかい?

 

絵馬、シメさ、朝飯前

えま、しめさ、あさめしまえ

シメだ、無駄飯

 

シメの食べたの、飯?

 

飯炊きに来たシメ

めしたきにきたしめ

猿とシメ、召し取るさ

さるとしめ、めしとるさ

三度の飯食べた、シメのドンさ

 

よいシメ、まめまめしいよ

 

よく、まめまめしくシメ、豆まくよ

 

弱いシメ、女々しいわよ

よわいしめ、めめしいわよ

我が身が求めし、シメと最上川

わがみがもとめし、しめともがみがわ

ジュウイチ

苦難、死、聖知り、慈悲心鳴く

くなんし ひじりしり じひしんなく

シラコバト

シラコバト来い、合言葉凝らし

しらこばとこいあいことばこらし

シラコバト、恋、愛、言葉凝らし

しらこばと こいあいことばこらし

シラコバト、恋知る、苦しい言葉凝らし

しらこばと、こいしる、くるしいことばこらし

優しい言葉凝らし、シラコバト、恋しさや

やさしいことばこらし、しらこばとこいしさや

白鷺

白鷺鳴く渚らし

しらさぎなくなぎさらし

白鷺は 浜か仲間は 脛さらし

 

脛さらし、清水佇みし、白鷺は

はぎさらし、しみずたたずみし、しらさぎは

宵、白鷺なら、渚らしいよ

よいしらさぎなら なぎさらしいよ

シロカモメ

今飲めモカ、ロシア、シロカモメの舞い

いまのめもか、ろしあ、しろかもめのまい

シロハラクイナ

「食いな」、イクラはロシア語、「あ、シロハラクイナ行く」

くいな、いくらはろしあご、あ、しろはらくいないく

 

    

    

  す せ そ

 ち つ て 

な に ぬ ね の

は ひ ふ へ ほ

 み む め も

や  ゆ  よ

ら り る れ ろ

 

 

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